あなたは有能か、無能か。

FullSizeRender 30
自分がどれだけ有能かを証明しようとすると無能な人を生み出してしまい、自分がどれだけ無能かを思い知ると、有能な人が現れて助けてくれる。また、自分がどの程度かを知ろうとすると、同等の人としか出会えない。ちなみに私は無能です。

っていうのを、

さっきTwitterに書いたので
さらに書いてみようと思います。

……

世の中に
「何かを成し遂げた人」は

たくさんいます。

その中でも

「自分一人の力で、何かを成し遂げた人」

というのもいると思いますが
それは

「超天才」

呼ばれる一部の人であり
残りの「何かを成し遂げた人」というのは

「誰かの助けを借りられた人」
「その「誰か」に出会えた人」

たと思うのです。

……

すみません。

私のような「サイズ」で
何を言っているのかと思われると思いますが

わたしも
わたしなのに
わたしのくせに

成し遂げた感、があったりします。

だって

わたしなのに、
わたしのくせに

今8冊目の本を書いていて
9冊目のオファーもあって

仕事の依頼はあとを絶たず

「なんじゃこりゃ?」

という、もったいない人生になってしまっているのです。

意味がわかりません。

頼りにしてくれるクライアントがいて

おまけに、みんな素敵な人で
おまけに、ギャラまでちゃんと払ってくれる。

わたしのくせに、
そりゃ、いい仕事しないと!と思います。

全力以上のことを
絞り出そうという意欲をいただきます。

……

しかし20代のころは

「自分がいかに有能か」

を証明しようと、躍起でした。

すると

「わかってねーな本当に」

って人ばかりが、周りにいました。

本当に「わかってねー」人が
まわりにいたのではなく

わたしが
「わかってねーな」と思うことで

自分の能力を発揮したと思いたかった
のだと思います。

……

仕事上で出会う女性たちに
いろんな相談をされます。

だめんず、みたいな女の子たちがいますが

みんな「そう」なんだと思います。

自分がいかに「いい女」か
自分がいかに「能力がある」か

を証明しようとして

結果として、
男性を、だめんず、にしてしまう。

いい女でないと、能力がないと
愛されないという思い込みなんでしょうけれども。

……

わたしは
30代を過ごしていくなかで

どんどん「残念な自分」に出会うことができました。

そして今、正直

「あー、いい女になってきたな」

と思います。笑

自分の無能さに気がつけば気がつくほど
自分の「わかってねーなー」を思い知るほど

男女ともに
「すげーなー」と思う人が

まわりにいるようになったからです。

あ、違うか

わたしがいい女になったんじゃなくて
まわりが凄い人ばっかりになっただけだ。笑

勘違いしてました。
すみません。苦笑

……

女性はとくに
「そう」だと思うのです。

自分の能力を試すフェーズと
自分の無能を知るフェーズ。

2つの「過渡期」を過ごすことで

自分の男性性と、女性性を知る。
自分の強さと、弱さを知る。

弱さを知った時、
本当の意味で「無敵」になる。

戦いをやめることを知る。

武器だと思っていたものが
ゴミ以下のものだったと知ることで

心のそこから、平和を味わう。

最初からそれが欲しかったのに
わからずやの女は、そういう遠回りをしたがる。

なんででしょうね。

無能だから、でしょうね。

よかったら、
声に出して言ってみてください。

テストです。

「わたしは能力がない。一人ではとても生きていけない」

こう言葉にした時

気分が下降するのか
気分がアゲアゲになるのか。

下降する人は
まだ自分の能力を試したいんでしょうね。

ちなみに
わたしはアゲアゲです。笑

だって、ほんとだから。

あなたは、どっちですか?

「それ」を知るために
いろんな経験をしているのでしょうね。

残酷なほどに
愛に溢れているのが現実。

「それ」を知る手がかりになるのが
「いま」の環境、状況、なのでしょうね。

写真は、我が家のウンベラータ。ますます元気。

……

メールマガジン
「自分スタイル」を生きるレシピ
https://mm.jcity.com/MM_PublicSubscribe.cfm?UserID=naito&MagazineID=4&MoreItem=1

Amazon著者ページ
http://www.amazon.co.jp/-/e/B00C6QABV4

YouTube内藤加奈子チャンネル
https://m.youtube.com/channel/UCwQnnLS1iUT4XGxJQ-CqNjA_PublicSubscribe.cfm?UserID=naito&MagazineID=4&MoreItem=1

店舗コンサルの仕事のウェブサイト
http://www.vert-vmd.com/