私なんかの話になりますが、子供のころから「残念な性格」の子供でした。
残念なことに
「好きなことしかやれない」
のです。
例えば、学校の成績なら
国語100点
英語100点
理科100点
社会46点
数学25点
みたいな
バランスの「バ」の字もないような性格です。
ひどいと、
5教科なのに
300点ちょっとしかとれないのです。
その上、
高校生のころは
好きな先生の授業にしか出ず
あとは、近くの
モスバーガーにいたので(笑)
地理、とか、世界史とか
最悪に、興味が湧かないのもあり
「お母さま、加奈子さんには、成績が付けれません」
と、親が呼び出されるような子供でした。
……
残念ながら
どんなに頑張っても
というか、
好きなこと意外は
頑張れない
そもそも
頑張ろう、とかいう
センサーを持っていないので
「優等生」にはなれません。
なれるわけもありません。
人付き合いがままらなかったのは
ただ友達がいなかっただけですが
自分に
嘘もつけません。
なので、
頭の使い方も
人付き合いも
凹凸(デコボコ)だらけの私は
ある意味
「勝負」
に出るしか、
「結果」
を出すことができないことを
知っていました。
というのも
私のような人間は
最初から
「負ける」ことが「ベース」
なのを、
知っていたからです。
「勝つ」だなんて
「まぐれ」でしかないと
知っていたからです。
自分の
努力?の
積み上げ?なんかでは
何にもなれないと
残念ながら…
知っていたからです。
……
バランスを欠いた
頑張れもしない、不器用な人間。
そういう人間が
どうしたら、
「結果」
を出せるかといえば
「集中力」
しかありませんでした。
しかも、
その「集中力」も
「好きなこと」
にしか、
発揮できません。
なので、
何かに火がついた瞬間しか
走り出せない、のです。
……
20歳そこそこのある日、
販売の仕事を見つけた
コムスメは、
その売り場での
「売上ランキング」を目にします。
目にして
しまいました。
販売の仕事は、
面白かった。
なので
自動的に
「一番にならないと」
と、火が着いたわけです。
先輩や仲間にめぐまれたこともあり
2年もしないうちに
他社のベテラン勢を押しのけて
売り上げナンバーワン、になり。
それが、わたしの
「性(さが)」だと
残念ながら
あらためて、
知ったの日でもありました。
今では、それを本に書いたり
セミナーで教えたりするのが
仕事です。
……
そんなわけで
いつも「ギリギリ」です。
ひとり「ギリギリガールズ」です。笑
放っておくと
何もしないような人間が
本を7冊書き
有名企業からオファーが絶えない。
なんとか、なっている。
それは、
「負けベース」の「勝負」しかないことを
残念なほどに知っていて
だから、
勝負するのが怖くないだけ、
なのです。
勘違いから企業しちゃた日も
それに失敗して無一文になった日も
銀座のホステスになった日も
離婚した日も
何も失うものがなかったから。
何も、
怖くなかったのです。
怖いかどうかすら
感じたことがなかったのです。
……
世の中の多くの人は
「持っているもの」があって
それを失うのが怖い、のではないかと思います。
バランスが良くて
羨ましい。
ですが、
失敗を怖がる人が多い。
わたしなんかみたいに
「負けベース」でスタートしてる人間からすると
わたしなんかより
「持っているもの」があるのに
わたしなんかより
「勝率」が高いのに
なぜ、勝負しないのか。
いや、それを「持っているから」
負けるのが怖いのか。
……
どなたか
女性の書いたもので
「おお!!!」
というものを目にしました。
「好きなことをやらないのは、好きなことで負けたら、人生終わったみたいに思うからじゃないか」
というものでした。
なるほど!
と思いました。
だから、
本当に好きなこと、というのは
やらない人が多い、のかもしれない。
わたしのような残念な人間は
好き、と思ったことしか
認識できないので
それをやるしかない、のです。
じゃないとゴハン食べられなかったですから。
……
いつにも増して
自分の話ばかりになってしまいますが
こんな人間ですが
唯一、自負していることがあります。
「運がいい」
ということ、です。
運だけは、最強、です。
最初の本が出たのも
クライアントのショップで仕事をしていて
たまたま来たお客さんと話していたら
出版社の編集長さんだった、
それも
わたしが独立企業しようと
会社を辞めるきっかけをくれた本を
作った、担当編集さんたっだのです。
すぐさま、名刺を出し
「◯◯さんの本を読んで、会社やめて、今は自分でこういう仕事をしていて……
本、出したいんです!」
血が逆流するかと思うほど
上気しながら。
そのシーンのことは
詳細に思い出せます。
・・・なんか、泣けてきました。
そういう「運」にめぐまれなかったら
今あるものは、何も、なかったから。
……
余談になりますが、
その「本」というのは
神田昌典さんの本で
その後、神田さんが
一般に公募されていた某プロジェクトメンバーに応募したところ
「まぐれ」で
選ばれて、
一緒にお仕事をさせていただきました。
そんなの「運」しかないでしょう?
……
ダメな人間が
「負けベース」で「勝負」する。
すると
「運」が味方してくれる。
ときには
「運」という言葉すら思い出せないほど
どん底に落ちることもある。
けど、それすら、強運。
あなたが、もし
あなたに、捨てるものがないとわかり
あなたを、生かす、ために
賭けてみよう、と思うのだとしたら
この本を読むことを
お勧めします。
二人の、
生粋のギャンブラーが
「勝負師」が
対談している本です。
『人生は「外出し」で ~ニューヨーク発!ストレスをエネルギーに変える方法~』
http://www.amazon.co.jp/ebook/dp/B014OIV5LG/
(いまなら199円。このページで「まえがき」が読めます)
いつも、卑猥なタイトルで
おなじみの著者さんですが
この著者のお一人
長倉顕太さんは
わたしの本を出してくださった
当時の編集長、中西さんの
次代の編集長で
石井裕之、井上裕之、苫米地英人、小堺桂悦郎(敬称略)などのベストセラー著者を、新人無名次代に発掘し、累計1000万部越になるまでにプロデュースした、「名勝負師」。20代の頃にニューヨークのカジノに入り浸り、ギャンブルだけで生活していたこともある方で、現在は編集長を経て3年前に独立。出版業はもちろん、国内外で実業も手がける経営者でもあり、9月4日には自身の、初の書籍も発売。発売前から予約が殺到し、すでに増刷も決定している話題の方。
そしてもうお一人、
竹本樹一郎さんは
スポーツトレーナーを目指し、24歳で資格なし、能力なしでありながら当時の日本プロゴルフ界の賞金王の専属トレーナーに抜擢され、30歳で鍼灸マッサージ師になり、34歳でグリーンカードに当選しニューヨークに移住。移住後はカジノでギャンブル漬けの毎日を送り、毎回、手持ちの金額全額をルーレットの赤か黒に一発勝負。全財産が5ドルになり生死をさまようことや40ドルから1万ドル以上にするなど多くの経験を経て、現在は月に1万ドル以上を稼ぐギャンブラー。
という二人の勝負師がニューヨークで対談する、電子書籍。
まえがきと目次を目にするだけでも
何か、あなたの「勝負本能」に
訴えかけるものがあるのではないかと思います。
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どうせ生まれたんなら。
賭けなくちゃ。自分に。
なんて、
今日の写真は、
ただお気に入りというだけのスニーカーです。
ラフシモンズ×スタンスミス。
明日は大阪。
いいパフォーマンスできるかもある種、いつもギャンブルです。
……
メールマガジン
「自分スタイル」を生きるレシピ
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