今、美容室で、これを書いています。実は昨日、クライアントからクレームっぽいメールをいただきました…。
「内藤さん、毎月、請求書をちゃんと出してくださいね」
といった内容です。。
私は、
仕事をすると、
もうそこで満足してしまうのか
請求するのを忘れてしまいます。
しかも、
高確率で忘れていて、
思い出して、慌てて出すことがほとんどです。
お詫びをお伝えして
早急にお送りする手配をしました。
……
人が私のために使ってくれた「お金」
には、
毎度、手を合わせてしまうほど
ありがたさを感じますし
人が私のために割いてくれた「時間」
にも、
ただその時間を過ごせるだけで、有り余る幸せを感じます。
しかし、
自分が稼いだお金や
自分の時間、
には
なんの執着もない、みたいです。
思えば…
独立した動機には
「こんな安月給で働いてられるか!」
みたいなのも
含まれていた気もしますが
(27歳でアパレルを辞めるとき、197000円でした。額面で。新入社員じゃないんだぜ。笑。けっこう任された仕事もしてたんだぜ。)
独立したのは
お金がほしいから、というより
「自分がどこまで行けるのか、試してやりたい。確かめてやりたい。」
という気概だけだったと
思います。
もう、13年前なので
定かではありませんが、
スピード狂のドライバーが
一般道で何キロ出せるか試したがる
みたいな
イタズラなノリだったと、
思い出します。
……
思えば
会社員だったときも
「同じ」でした。
いくら貰っているから
どのくらい働くとか
考えていませんでした。
残業代なんて、
どちらでもいいくらい
安月給だったのもありますが、
時間のことなんか気にせず、
アクセルべた踏みの
フルスロットル、で働いていました。
生意気で扱いにくいやつ
空気読まずにズケズケ言うやつ
と疎ましがられながら
「どこまでやれるか」
を実験していたかった。
それが満足で、楽しかった、のです。
おかげで、
当時の月給は、
いまの時給になりました。
……
なので今は
毎日、コンサルタントの仕事をしているわけではありません。
画家としての創作もありますし
仕事関係の本も書いていますから
コンサルタントの仕事は
やりたい会社さんだけ
やれる仕事だけ
を、やっています。
今日も、
大事なクライアントの紹介で
ある会社さんに会ってきましたが
気持ちのいい
おつきあいができそうなので
機会があれば、
やると思います。
……
こんな経験から
マイペース、とかを
無視した領域に行くと
マイペース、が
わかるようになり
マイペース、が
手に入るのではないか
という
仮説を立てています。
その上で、今は、というと
「あらゆることに対して「我」を通す」
ことを、
実験しています。
「我を通す」というのも
過去には、
「乱暴に感情を表現すること」
だと勘違いしていて
身近な人には、
相当嫌な思いをさせてしまいましたが、
とてつもない懐の深さに
感謝しながら
そのような、勘違い、を経て
今は「我」のままに
子供のように
やりたいことを、やる
やりたくないことを、やらない
を、生きさせてもらっています。
この「実験」は
どんな成果になるのか
楽しみにしつつ
これにもまた、
なんらかの
勘違いがあるのかもしれないと
それも、
楽しみにしつつ、笑
「自分を被検体にした実験」が
「生きる」ということなのではないかと
それができるのが
今の、豊かな日本、
なのではないかとも
考えています。
……
あなたが
この人生のなかで
「あなたの「何」を確かめたいか」。
そのために
どんな仮説を立て、
どんな実験をするか。
自分を被検体にして、
自分をオモチャにして、
遊べるか。
そう考えると
どんな勘違いも
どんな間違いも
どんな過ちも
それによって
何を失おうとも
何を得ようとも
ただ「実験の過程」でしかない。
あなたが
「この人生で、確かめたいこと」
のための。
そう考えたら
お手軽なラッキー?も
失意のどん底、も
同じ「価値」。
どちらも「データ」
どちらも「成果」。
幸福?も
不幸?も
ない。
だから、
どんな「データ」が取れても
怖がることも
後ろを見る必要も、ない。
いや、
怖がってもいいし
後ろを見てもいい。
それらは、
あなた自身を知るための
「データ」でしかないから。
喜、怒、哀、楽
すべて同じ
「自分を知るためのデータ」でしかないのだから。
……
さて、あなたは
「あなたの「何」を確かめたくて」
「どんな実験」を
今日、
するでしょうか。
ちなみに
私の場合は、
ここまでの人生は、
「独りよがり」で、
摩擦が多い人生だったので
「自分を捨てて、すべて人に委ねる」
「自分を捨てて、ただ小さく生きる」
ことで
「どのくらい気楽に生きられるか」
を確かめる実験
をさせてもらっています。
たとえば、
小さなことなら
「今までしていたことの、逆をやってみる」
ことを、
試しています。
それをやろうとするときは
心がざわつくのですが、
やってみると
とても「気持ちいい」のです。
とても「心地いい」のです。
小さいことでも、
自分の「我」を通せたことが
満足、につながるのです。
満ち足りる、のです。
今まで、
どれだけ自分を粗末にしてきたか
それに対して
自分で自分を寂しがらせ
怒らせてきたか、
それを
感覚的に思い知るのです。
……
この
「実験」をできることが
もはや
「幸せ」なのだということ。
他人と比べて
何があっても
何がなくても。
「自分の中にある「何」を確かめたいか」。
そのために
失敗を、たくさんして
勘違いも、いっぱいして
だからこそ、
軌道修正をしつづけられること。
「自分に還り着く」ための。
あなたが
その道程を歩いているのであれば
「今」こそが
「今」がどんなふうであっても
幸福であり
大成功である
というのが、
よく言う
「生きてるだけで丸儲け」
というやつ
なのではないかとも
「そのまま、ありのままでいい」
というやつ
なのではないかとも
思います。
あなたが
あなたに
なるために。
自分をオモチャにして
多くの実験を。
多くの失敗を。
多くの汚点を。
多くの脱線を。
そして、
1つでも多くの
あなたを知る、ための手かがりを。
そんな、楽しさこそが
そんな、気楽さこそが
真剣に遊ぶこと
大切に生きること
なのだとも思います。
写真の、カーキのニットは、膝下丈のワンピースなのですが、秋物買うと、新学期が来た感じがして、なんか嬉しいです。
……
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