わたしのセミナーを受講した女性たちと、話していたときのこと。どういう話の流れだったか
「みんな、悩みたくて悩んでんだよね」
という話になりました。
困りたくて、困りごとを見つけ
悩みたくて、悩むことに成功し
悲しみたくて、
見事に、悲しんでいる。
全ては、
自作自演。
なのに、
自分を困らせた人に対してや
自分を悲しませた人に対して
その
「人」を
「問題」として取り扱い
しがみついてみたり。
なぜ、そんなにも
問題にしがみつくのか、というと
ある説によれば、
「親に復讐したいから」
だともいいます。
全ての
「困りたガール」や
「悩みたガール」たちが
親に復讐したいか、といえば
過去のわたしのように
ただ、
頭ん中がヒマ
という場合のほうが
多いのかもしれませんが、
仮に
「親に復讐」したい人
を例にして
考えてみると
ある種、
つじつまがあうのです。
だって、
子供が不幸でいれば、
それは、
親に対する、
最大の復讐になりますから。
……
風邪をひいたときには
親が、
せっせと世話をしてくれた。
あのときみたいに
親に心配されたい。
親に愛されたい。
ならば、
病気になればいい。
痛みを負えばいい。
ならば、
不幸でいればいい。
という図式になるのかもしれません。
しかし、
よく考えてみてください。
それでは
「親に復讐するために生きている」
ことになります。
復讐したいはずの、
「親のため」に生きている
ことになるのです。
「問題」にしがみつき
「不幸」にこびりつき
苦しみ抜いたあげく、
1ミリも
幸せになど、近づくことはなく
それがすべて
「親」という「他人」のため。
または、
復讐とは「逆」に
出世して親を喜ばせたい
幸せになって親を喜ばせたい
という人も、あるもしれませんが
どちらも
「親のため」
「親」という
「他人」のため
であることに
変わりないのです。
……
別の角度から
考えてみましょう。
「子供には、結婚して幸せになってほしい」
「孫の顔が見たい」
という親がいます。
子供にしてみれば
いい迷惑ではないでしょうか。
「子供の幸せ」
というパーツで
埋まらない何かを埋め
「自分の幸せ」
を成立させようとする。
これを
「依存」といわず、なんと呼ぶでしょうか。
ちなみに、
わたし自身も親ですが、
子供に対して
「私のために生きてほしい」
などと
これっぽっちも、思いません。
結婚してもしなくても
子供を持ってももたなくても
何が出来ても、出来なくても
「あなたが、あなたのために、必要だと思うものを選び、もし必要でないことに気が付いたなら、それではないものをいつでも選び、あなたが、あなたの思うように、生きていてほしい」
と、思います。
何かを求めて生きていれば、
何かしら、あるものです。
思うことと違ったり
予想外のことが起こったり
しかし、
それらもすべて
起こり得ること、であるから
起こり得るのです。
何があっても
何がなくても。
それを
自分で選んでいることなのだと
知っていさえすれば
幸も、不幸も、ないのです。
正解も、不正解も、ないのです。
思うなら
思うように。
思うまで。
思うままに。
問題、などないのだし
それをつくりたいのだし。
悩みたいのだし
それには理由があるのだし。
……
考えてみれば、
「親」のために生きてしまうこと
以外にも
私たちは
さまざまな
「◯◯でなければならない」
という「幻想」に縛られて
生きているといえます。
テレビドラマを見れば
ああいうのが恋愛なのだと思わされ
フェイスブックなどで
どこかの誰かの美談を読めば
ああいうのが
「良いこと?」なのだと
「あるべき姿?」なのだと
思わされてしまう。
それらが「幻想」であり
チャチな「洗脳」であることの
匂いを少しでも嗅いだなら
毎日、そのアタマを
「初期化」
してしまったほうがいい。
過去の記憶は
脳の一部に、本棚のように整理されて
引っ張り出す用事といえば
「思考」
という、ヒマ潰し。
時間などなくて
目の前のことに必死だったなら
要らぬ思考などしているヒマはないのに
私たちは
食うにも着るにも困らない国に
生まれたばっかりに
生きている歯ごたえが欲しくて
自分から困りごとを作り出し
擬似的に
「感覚」を得ようとしてしまう。
……
私も、過去には
そう、でした。
恥ずかしながら
超、
スーパー、
ウルトラ、
ミラクル、
悩みたガール♡でした。笑
苦しんでいないと
いけないと思い込んでいたので
苦しみがないことが
不安だったのです。
どん底にいたら
それ以上落ちないから
そのほうが、安心だったのです。
だから
幸せだなんて、
認めたくなかった、のです。
「備えあれば憂いなし」
といいますが
「備えている間じゅう、憂いていた」のです。
馬鹿です。笑
いつも
過去の苦しみを
脳ミソの本棚から引っ張り出し
今ここに居るのに
過去の中に引きこもり、
「こんなに苦しかったんだから
もう私は幸せになってもいでしょう?」
と怯えながら
自分に問いかけ続け
「いいよ」と言ってやるのに
10歳から
30年もかかってしまったなんて
超、
ウルトラ
スーパー
ミラクル馬鹿、な話です。
今となっては
過去の記憶は、
1つも要らない、と思います。
せいぜい、
ここ3年分くらいあれば
お腹いっぱいです。
さて、
あなたが
あなた自身の足を引っ張る
あなた自身と別れて
「今」を生きたいなら。
「今」を味わいたいなら。
「今」を楽しみたいなら。
自分の過去や、他人の入れ知恵や、
要らないものをインストールしすぎて重たくなった脳ミソを、衝撃的に初期化してくれる
オススメの本、があります。
発売前に
増刷が決まってしまうほどの話題作で
全国の書店で
次々トップランカーとなり
いま爆発的に売れている本でもあります。
私がご紹介するまでもなく
ご存知の方も多いことと思いますし
ベストセラーになるのも目前ですが
サブタイトルに
「世界一残酷な成功法則」
とあり、
ビジネス書としても読めるのですが
これは
「自分のスタイル」をどう確立して生きていくか
のための、指南書でもあります。
長倉さんは、元フォレスト出版の編集長で、石井裕之、井上裕之、小堺桂悦郎、苫米地英人(敬称略)などのベストセラー著者を無名のところから発掘し、世に送り出した立役者で、累計1000万部超、という出版業界では天文学的と呼ばれる実績をたたき出した人であり、現在は独立されて3年、出版業以外にも、国内外で実業を手がける経営者でもあります。
また、20代の頃は歌舞伎町のカジノで働き、ニューヨークに移り住んでギャンブルで生活をし、帰国してフォレスト出版に見出されたという、異色の経歴の持ち主でもあります。
この本の中にも
・他人の人生で空回りするな
・親と距離をとれ
という文言が出てきます。
「過去」がどうだったからって
「今そこに居るあなた」とは関係ない。
「親」との関係がどうだったからって
「今そこに居るあなた」とは関係がない。
なのに、
私たちは
なんだかんだと、
「自分以外」のものに
「理由」を探し
それにしがみついて
何かを得ようと
何かを証明しようとして。
一向に、
なりたいもの?にはなれなくて。
私たちが
いかに馬鹿げた世界に生きていて
馬鹿げた洗脳のなかで踊らされているのか
一発でわかる本、
一撃で食らわされる本、です。
多くの本は
「たったこの3行の結論のために、1冊読ませんなよ!」
と言いたくなるような
薄っい本
気休め本
が、世には溢れていますが
1行足りとも薄まった部分のない
1文字足りとも「気の休まらない本」です。
ぜひ、あなたも
食らってみてください。
大型書店のランキングコーナーか
ビジネスのコーナーに平積みされています。
書店さんへの行き帰りに、
よかったら、
こちらの対談も聞いてみてください。
長倉顕太×内藤加奈子対談
「男と男の対談」
と呼ばれたこの対談ですが
久々に聞いてみたら、
長倉さんはもちろんのことですが、
意外と私も、けっこう良いこと言ってました。笑
ちなみに、
↑私の本の表紙の写真は、
顔をバッチリ修正してます。笑
カメラマンさんに
「別人にならない範囲で、顔ちっちゃくして、目とかのパーツを大きくしちゃってください!」
とお願いしました。笑
よかったら書店で見てね。
追伸:
この前、ぼーっとしながらお夕飯食べてたら、アイスコーヒーのグラスと、そうめんの麺つゆのガラスの器を間違って、飲んじゃって、びっくりしたよ。笑。ホットなら間違わなくていいね。夏も終わりだしね。
……
内藤加奈子メールマガジン
「自分スタイル」を生きるレシピ
https://mm.jcity.com/MM_PublicSubscribe.cfm?UserID=naito&MagazineID=4&MoreItem=1
Amazon著者ページ
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YouTube内藤加奈子チャンネル
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店舗コンサルの仕事のウェブサイト
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