自分を「ブス」だと思っている
ということは、
自分の「欠点」にフォーカスしている
ということです。
肌もきれいじゃないし…
目鼻立ちも良くないし…
いつも自分の
「アラ探し」
をしては、それに大成功し続けている状態です。
そうなると、
他人に目が向いたときも
他人の「アラ探し」に成功し
あの人のここが悪い
あの人のここが嫌い
と気になり、
それが自然と相手にも伝わり
相手から好意を持たれることも
少なくなるものです。
…すると、
恋愛も上手くいきにくくなり
あえて、
上手くいかないような相手を
選ぶようになる人も。
妻子持ちや
彼女持ち
距離が遠い人や
簡単に親しくなれそうにない人なら
自分の「アラ」を見られることもない。
けど、
恋のドギマギを、
簡易に味わうことができる。
だから、好都合。
けれど、
人との関係というのは
親しくなって
自分のアラも隠せなくなるほど
距離が密になって
互いに、見せやすい部分だけでなく
互いの、見せにくい部分も見せ合うこととなり
しかし、
どんな「アラ」を見せ合っても
離れない
離れられない
むしろ、
相手の全部が見えるほど
相手の裸が見えるほど
それが、
喜びに繋がるものではないでしょうか。
また、
自分のアラをさらけ出すほどに
「こんな人間でも受け入れてくれるのか」と
何にも代えがたい
「温かな居場所」を得ることになり
「アラ」こそが
人と人を、
深く結びつけてくれるものでも
あるのではないでしょうか。
……
どんな美人にも
コンプレックスは、あるようです。
タレントや
モデルのような人たちも
悩みぬいて、痩せこけて、死ぬ人もいます。
今日、カフェの隣席にいた
華やかでスタイルも良い女性
その腕には、
たくさんの自傷の跡がありました。
生まれてからずっと
気楽に生きてきたように見える
あの人も
あの人も
みんな、同じような思いをして
大人になった
のだとしたら。
……
他人が冷たかったとき
「私がブスだから」
上司が厳しかったとき
「私がブスだから」
合コンで相手にされなかったとき
「私がブスだから」
そうやって片付ければ
ある意味、気楽かもしれません。
あとは、スネて
「男って、やっぱり顔なんでしょ」
とかなんとか、ゼリフ吐いて
暴飲暴食して、フテ寝して。
そして、ますます肌は荒れて
口はへの字に曲がっていって
ブスでもなんでもなかった
「ただの顔」を
「本物のブス」にしてしまう。
けど、
他人が冷たかったのは、たまたま機嫌が悪かっただけかもしれないし
上司が厳しかったのは、あなたに期待しているからかもしれないし
合コンで相手にされなかったのは、あなたがスネて、黙って、笑顔の一つも見せなかったからかもしれない。
なのに、
全部、相手のせいにして
また、相手のアラ探しをして
疑心暗鬼の穴に落ちて
出てこようとしないのは
誰なのか。
……
ここでは
「ブス」という言葉を使いましたが
これは
顔カタチのことだけではありません。
「どうせ、私は◯◯だから」と
心の底で思っていれば
「やっぱり、私が◯◯だから、上手くいかないのだ」
という現実に
フォーカスが当たるのです。
そこに焦点を合わせているのは
自分なのです。
「私」を、どう定義するか。
なんていう難しい話は、
わたしにはよくわからないけど
「自分のことなんてどうとも思わない」
という感覚。
「誰も私のことなんか気にしてない」
という感覚。
この感覚が持てると、
「人生は楽勝」
じゃないかと、思うのです。
「私は◯◯だから」
とか、決めつけてる時点で
「自意識過剰」なわけです。
その◯◯を隠そうとしたり
いい女を演じようとしたり
そんな無駄な労力を使ってたら
疲れちゃうよ。
疲れ果てたあげくに
誰とも親密になれずに
生身の恋もしないまま
生身の痛みも負わないまま
生身の温かさも知らないまま
お墓に入っても、いいの?
……
この世に
「ブス」なんて、いなくて
「ただの顔」に「ブス」という名前を付けて、自分をブスに仕立て上げる人がいるのです。
この世に
「美人」なんて、いなくて
自分が思う美しさを追いかける人、がいるのです。
美しさを見つけようとする人は、他人の美しさを見つけるのも上手なのです。すると、人との関係もうまく運び、人に恵まれ、だんだんと輝くようになるのです。
この世には
ブスもいなけりゃ
美人もいない。
ブスでもいいし
美人でもいい。
あなたが「何」を見つけたいか。
それだけ、です。
どうでもいい。
どっちでもいい。
この感覚が持てると、
人生は「思い通り」の視座を持ち、見渡すことができるようになるのです。
……
ブスでもいいし
美人でもいいし
どっちでもいいし
どっちもない。
ただの人間。ただの女。
アラ、なんてのも、ない。
そこに勝手に「色付け」をして
一喜一憂するチャーミングな生き物。
それが、私たち「女」です。
どうせなら、
一喜一憂、じゃなくて
百喜千喜、して死んでいこうぜ♡
ブスでもなきゃ
美人でも、どっちでもないんだから。
生まれたときは、みんな
ガッツ石松、だったじゃん?笑。
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