ですが、通常運転です。
子供と遊んでます。
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フェイスブックやめたほうが、ブログを書くようになりました。
インスタもツイッターもやっていたから、書く場所が分散して、なんだかいそがしい感じだったことに、やめてみて気がつきました。
ご商売で使っている方なら、ガンガやってもいいし、やらなくてもお客さんが来る人もいて、いろいろだけど
そもそも私は、何をやっていても
「仕事」
ではなかったような気がしました。
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14年間、コンサルタントとして全国を飛び回り、本も8冊書いて、雑誌の連載からテレビ、ラジオ、メディアに出た回数は数知れず
バリバリ仕事してきた
みたいに見えるでしょうし、自分でも、そんな感じに思っていたのですが
その時、その時、を思い出してみると、仕事がないときもありましたし、はたまた、寝る間もなく仕事をしていた時期もありましたし、
いずれにしても、常に
「行き当たりバッタリ」
にやってきただけで、
バリバリ?
とか、変かもしれないけど
稼いでやろう?
とか、思う余裕うらなかった、というのが正直なところでした。
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営業もせず、売り込みもせず
次々と来る仕事
その一つ一つの仕事に、自分が吐き出せる力を、超えるものを出し
その仕事、その仕事を
1つ、1つを
やることに集中してきた
そしたら結果として、ニッチな業界では唯一の存在になることができた、のだと思います。
これもまた、
運が良かっただけ
だと、心底思います。
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ガワ(外側)のサイズを求めて、起業する女性が多い気がします。
楽しさとか
好き(嫌い)とか
自分のスタイルを貫く、とか
そういう普通のことを、置き去りにしすぎなのではないかと。
もし、それを
「女の顔面」
に例えて言うなら
肌のコンディションのことは忘れたまま、厚化粧ばかりが上手くなっていく
もしくは
みるに耐えない厚化粧になっていく
そんなふうに、見えてしまうのです。
肌や体に感じる、心地よさ、暖かさ、いいえ、何よりも
「自分の発する熱」
それを置き去りに、ないがしろにしたまま、
たとえば、旦那さまと上手くいっていない寂しさを、その冷えを
「代替えの熱」
で、仮に温めようと試みる。
もっと寒くて凍えることも、すでに凍えていることも、感覚がなくなるほど、冷えている。
いま、熱を込めるべきは
自分の体内、であるのに
自分の体内にある、冷えの根源を、ただ打ち明けるだけなのに
それを、打ち明ける相手さえ、
代替えの相手。
そんな起業、上手くいくはずがないし、上手くってしまうほうが、虚しさを深めていくだけ。
ほんとうは、何が欲しいの?
お金には、温度はないよ。
ほんとうに欲しかったのは
誰の、何という言葉だったの?
そんなこと、
そんなつまらないことを望んでいたなんて、恥ずかしい?
そうやって
つまらない、ただの女、であることを隠して
つまらない、ただの男の愛が欲しかったことを
諦めておいて
何を、どこに、行こうとしているの?
ほんとうに欲しいものに目を伏せたまま
ほんとうは欲しくない物に囲まれても
いつかまた、欲しかったものを思い出して
また同じ辛さを抱えるだけなのに。
相手が変わるだけなのに。
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いますぐ離婚したくて、お金が必要なら、バイトでしょう。
起業?じゃない。
いますぐ、じゃなくて、それでは、お金のために、心通わない男と同じ家に居られるのは
ほんとうは、離婚したいのじゃなくて
ほんとうに、欲しいのは?
もし、旦那が、明日から、全力であなたが望む愛し方をするようになったら?
…
課題を先送りにしたら、また同じよいな思いをすることになる。
わかっているのに、
代替えの熱
に逃げる。
ビジネスってね、そんな甘くないです。
その人が出している
熱=エネルギー
それに値段がついている、のだから。
ただ「仕組み」が上手くて稼げてる場合は、そうじゃないけど。
自分の顔と名前とパフォーマンスで生きるなら
そんな、甘くない。
お客さんも人だから。
感じる、人、だから。
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旦那がいる人のパターンを書いたけど
独身でも同じ。
保険かけながら、起業のマネしたって
そんな、甘くないよ。
お客さんは、人。
感じる、人、だから。
もはや、マーケティングとかイメージづくりがどうとか、
テクニック、の時代は、終わったのよ。
時代遅れ?かもしれないけど
「熱」
ですよ。
らせん状に一周回って、いま、また。
それは、誰かよりどうだとか、比較や戦いの熱ではなく
ただ、その人のなかにある
本質的な
死んでも冷めないほどの。
熱。
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きょうは、どんな書き出しだったか忘れちゃったけど
なんか、そんなことを思ったので。
女の人たちには、こころ温かく、暮らしほしいのよ。
自分の熱を、暖かさを、思い出して。
それを思い出すために、忘れたり、失ったような幻想をみたり、するのでしょうけれどもね。
内藤加奈子