あなたの世界が変わるとき。〜去る者より自分を追うこと

1月2日も、
お正月関係なく

通常運転でございます。

とはいえ、おせちを食べて、お雑煮作って、子供を遊びに連れ出して

ヘトヘトなので、また今日は、都内のホテルに泊まることにしました。

近所に泊まってばっかりですが、笑

遠くに行くのも混んでますし、子供も喜びますし、わたしも休めますから、良いことずくめ。

道もガラガラですからね。

お正月は、都内。オススメです。

数日前、女性と会いました。

彼女は、女医で、患者さんの命を何度も救ってきました。

人々から感謝される仕事、やりがいも、報酬も相当でしょうし、海外のお友達にひょいっと会いにいくなど、他人から見れば、羨まれるような私生活。

けれども、

どんな人も、同じなのですね。

最近、

とても辛い思いをしたそうです。

親しくしていた人から、縁を切られたそうです。

「あなたはいつまでも変わらないし、あなたと同じ狭い世界に居られない」

のような言葉だったようです。

とても落ち込んだそうですが、私には良いメッセージのように感じました。

このようなことを言う人こそ、自分が狭い世界にいて、変わらないことを自責しているものですし

自分を見ているようで嫌だったから、わざわざこんなことを他人に言って姿を消したのでしょう。

また

このメッセージを「変換」して読むならば、これは、彼女から彼女自身へのメッセージとしても読めます。

「あなたには変わって(還って)ほしい。あなたは今のような狭い世界に居るような人間じゃない。」

という、

彼女自身へのメッセージ。

それを、

他人の口から聞いたのです。

まさに、過去の自分から、未来の自分への「三下り半」。

彼女は、もう、新しい世界に飛び込む準備ができたのです。

だから、人間関係も、こうやって変わるのです。

何の努力もなくね。

人に言われて、悲しい思いをしたら

「変換」

してみてください。

それは、

自分自身からのメッセージではないかどうか?

そして

そのメッセージを発した相手を、変えようとしたり、正そうとしたりは、しないことです。

去る者は追わず。

追うべきは、自分自身。

住む世界が変わるとき、

別れはつきもの、です。

相手から去ってくれたなら、こちらから去るパワーが不要だったぶん、ラッキーです。

日本には、死んだ人を美化する文化があるのか、去った人を、良い人、思いやりのあった人、のように解釈しようとしがちな気がしますが

どちらが悪い

どちらが良い

ということはなくて

ただ、そこまでの縁だった、これからは縁がない、それだけのことです。

相手も

自分も

責めたり、戦わせたりする必要はないのです。

けど人間だもんね。悲しい思いもするよね。悲しい思いは、体のなかに溜めないことね。人に話して、吐き出しちゃうことね。

そして、

メッセージを読み取ることね。

そういう場所が、女の子には必要だからね。

内藤加奈子