こんばんは。加奈子です。今日は、20代の女性たちと、食事してきました。写真は今日のじゃないけど、先週、やはり20代の女性と会ったときのもので。最近、若いお友達と遊んでいます。
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今日会った彼女たちは、
会社を辞めて
「自分が売りたいものを売る」
ことを仕事にしています。
そこで、やはり
「見た目」が大事だね
という話になりました。
…
わたしは、
ファッションのプロたちに
コーディネートを教えることを
仕事にしています。
お店のスタッフさんは
お客様よりも、輝いていなければ
素敵だな
と思っていただくことも
それによって
商品を買っていただくことも
できません。
ましてや
お店の中にいて
スタッフなのかお客さんなのか
見分けがつかない
それでは、
ファッションのプロとは
言えないのです。
(わたしの私服です)
…
派手にしていなさい
ということではないのです。
けれど
「ちょっと普通じゃない感じ」
が
「説得力」
になったりします。
売っているものが
ファッションでなくても
「説得力」
は必要です。
「この人の話を聞いてみよう」
と思ってもらえるかどうか。
聞いてみようと思っていただけなければ、商品を売ることも、買ってもらうこともできません。
ですからやはり
「見た目」
は重要なのです。
(わたしの家の一角です。お店みたいにして遊んでいます)
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例えば
歌を歌うアーティストでも同じです。
歌手の方たちも
商品は「歌声」なわけですが
「歌う姿」も、
商品の重要な一部。
テレビや
ミュージックビデオで
どんな服を着て
どんな映像としてそこに収まって
どんな見え方をしているか。
そう考えると
「歌声」は「商品の一部」であり
歌い方
顔つき
動き
スタイル
その全体
その全てのパフォーマンスが「商品」
であると言えます。
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最近は
女性が起業したり
彼女たちのように
「自分が売りたいものを売る」
ことを仕事にされている人が
増えているのかもしれませんが
「何を売るか」よりも
重要なことがあります。それは
「誰が売るか」
です。
ありがたいことに
私の受講生の方たちは
私がお勧めしたしたものは
二つ返事で
「買います」
と言って、買ってくれます。
といっても
わたしが使っている化粧品だったり
わたしが着ている服だったりなので
わたしに儲けはないのですが、笑
「これ、いいでしょ」とか
「これ、いいんですよ」とか
言うだけで
買ってくれ、と頼んでもないのに
「それ、いいですね」
「それ、欲しいです」
と言って、その場でネットで
注文されたりします。
わたしを好いてくださったり
わたしを信頼してくださったり
しているおかげで
「わたしが勧めるものなら、買う」
ということになるようなのです。
…
わたしはセールスのプロに
セールスを教えるプロですが
そもそも
売れる売れないは
テクニックではありません。
「どう売るか、ではない」のです。
「誰が売るか」なのです。
小手先のテクニックで売れる範囲
というのはありますが
それは、
一発屋、的な範囲であり
売れ続ける
売り続ける、には
「自分が何者であるか」
しか、
「商品」にはならないのです。
ですから
ブログを書くならば
自分の腹の中を見せるような記事を
書く必要がありますし
もちろん、それが
商品とは直接関係なくても
「自分」
について、語る必要があるのです。
なぜなら
「自分」=「商品」
だからです。
いくら、
あなたが売ろうとしている商品が
素晴らしいものでも
あなたに説得力がなければ
それが売れることはないのです。
ただ、
置いておけば売れる商品ならば
あなたは、それを売ることを
仕事にする必要はないからです。
自営業の人や
セールスを仕事にしている人は
自分が商品であり
自分がプロデューサー
でなければ、ならないのです。
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「あなたが勧めるものなら、なんでも買います」
と言ってもらえるのが
一番楽しいし、
一番ラクです。
お客さんとの間に
売り買いの駆け引きもなければ
テクニックも介在しない
だた、そこにあるのは
信頼関係。
人間関係。
そして、
あなたの商品や
あなたとの時間を共有することを
お互いに、楽しめる。
一緒に。
もやはそこに、
売り手も買い手も、
境界線は、存在しない。
ただ、人と人の関係性が
できている、だけ。
そういう人とは
長い付き合いができますし
自分を飾って見せる必要もないので
自分もラク。
なのに、
あなたの商品は、売れていく。
なんなら、
お客さんが、
お客さんを連れて来てくれる。
あなたは
楽しく、人との関係をつくるだけで。
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あなたを
あなたとして「見せる」こと。
あなたの魅力を
「ヴィジュアル化」すること。
そのために
ヘアメイクも、
ファッションも、
あなたについて
雄弁に語ってくれる要素、になります。
それは、
良くも、悪くも。
もっと、商品を売りたいなら
もっと、自分を売りたいなら
「ヴィジュアル」=「非言語的言語」
を活用すること。
多くをを語らなくても
あなたの存在感に
「説得力」
があれば、
あなたが言葉を使って話した時
その言葉の力が増すのです。
「話の内容」だけが
商品ではないのです。
「あなた」も「商品」なのです。
…
どうぞ、
遠慮なく
あなたを魅力的に見せてください。
それが、あなたの
「無言のプロモーション」になります。
その上で
あなたの「語ること」に「力」があれば
今よりも、
あなたのビジネスは
前に進むはずです。
何を売るかよりも
誰が売るか。
あなたは、何者であるか。
それを「見た目」で見せてください。
「素敵な人がいるの」と
紹介したくなるような人でいれば
それだけで
出会いが生まれて
仕事もプライベートも関係なく
必然的に、人生は変わるのです。
…
商品について、よりも
あなたについて、語ること。
その「淡々とした努力」が
チャンスをつかむことにつながります。
「見た目」って
「雄弁」ですから。
歳がいくつになったって、
女の人生なんて
服とメイクだけで、変わりますから。
内藤加奈子