いつも、ブログを書くとき、短いのでいいから「ちょこっと書こう」と思うのですが、だいたい長くなります。
今日はどうなりますか。笑
…
「自信がないんです」
っていう人、
いっぱいいるけど
そういう人って
「超、自信がある人」
なんですよね。
「自己評価」は高いけど
それと、同じ高さで
他人が自分を評価するかどうか、に
「自信がない」だけの話
でしょう?
…
わたしは「自信」とか
よくわからないですが
「どちらでもいいこと」
だと思っています。
そもそもね
自分が
『クズ』
だと思っていますから。
この話も
何度も書いてますが
宇宙から見てみてください。
人間のひとりなんて
小さくて見えなくて
「点」にすらならない
「点以下」の存在。
ただ、
大きな循環のなかで
生まれては死んでいく
それだけの、存在。
宇宙から見れば
土の粒と同じようにしか
見えないでしょう。
確かに、
死ねば土になりますからね。
土みたいなもの
地面みたいなもの、です。
土の粒、みたいなもの、なのです。
(子供の頃なのですが、一日生きているのがやっと時期があって、そのときに「わたしの辛さなんて宇宙から見たら点にもならない、今日一日が辛くても、一日なんて時間も点にもならない短さ」だと気がついたら、どん底だったのに、人生は楽勝だとわかり、クズを生きはじめました。みんな早く、いっぱい、どん底に落ちればいいのに、と思います。笑。楽勝だってわかると、他人の評価とは無関係の自信(=自芯)が生まれるのではないかとも。)
…
自分を「優れた人」
みたいにしたがる人が多い気がするけど
所詮は
ただの、クズ。
だたの
人間の、一人。
「優れた人」だと思われたい人には
失うものが
たくさんあるでしょうね。
失敗も、怖いでしょうね。
だって「優れた人」でいなければ
いけないんだから。
失敗できるから
経験が増えていって
それが、
いろんなことを感じさせてくれて
感受性を豊かにしてくれて
「センス」になるのに。
「センス」って言葉は、
日本語だと
「センスいいね」
みたいに使われるけど
語源は、
ラテン語の「sentīre」。
「感じる」を、意味することば。
人は、誰もが
「感じたい」んじゃないかって
思うのです。
自分が生きていることを
感じたいんじゃないか、って。
お金を欲しがる人は
お金によって何かを感じたいのだろうし
恋愛をしたいひとは
恋愛によって何かを感じたいのだろうし。
お金も、
恋愛も、
それをうまくいかせるために
「優れた技術」を持っているとか
「優れた女」であることを
アピールしたくなるんだろうけど
でも、そういう人って
結局、上手くいってないような。
表面だけがメッキで光っていて
内情は、鉛のよう、だったり。
だってね
本当は「クズ」なのに
嘘をつくわけでしょう。
「すごい人」だって
嘘をつくわけでしょう。
確かにね
すごい人っていますよ。
けど、その人たちは
自分で「すごい」みたいなこと、言わない。
周りの人たちが
「すごい人だ」と言うから
そのように扱われるだけのこと。
お金を持っている人も
ビジネスの話になれば
数字の話も出るだろうけど
それでなければ
「自分は持っています」とか
言わないよね。
むしろ、お金があることを
恥ずかしいと思っていたり。
お金があるから
家政婦さんを頼んだり
シッターさんを頼んだりしているけど
自分でやらないことを
恥ずかしいと思っていたり。
「ない人」ほど
「ある」ように見せたがり
「ある人」は
「ない」ように振舞ったり。
…
女は、
「正直」で、
「素直」であることが
一番の、幸せへの近道
のように思うのです。
「わたしクズです」
って言える女のほうが
幸せを感じるのが上手のように
思うのです。
「わたし、こんなことができません」
って言えたほうが
男性の力を借りることもできますし
仕事でだって
「わたしは、こんな人間です」
って、正直に表したほうが
信頼されます。
そして
「クズ」を自覚するほど
「感謝」もできる。
こんな、なんでもない私が
こんなことに恵まれた。
こんな、なんでもない私に
こんなラッキーなことがあった。
こんな、クズなのに。
運がいい。
みたいにね。
実際に、わたしは
恐ろしいほど強運ですが
クズだから、強運なんです。
クズだから、
たいしたことないから
全部捨てても、なんでもないから
新しい世界に飛び込むのとか
なんでもないから
なんでもない自分だから
だから、失敗が怖いとか、ないから。
失敗して経験したほうが
「感じる」ことが増えて
感じた分だけ
人生は、彩りを増す。
感じた分だけ
人生は、豊かになる。
そして
クズが、自分の失敗のことを
正直に話していると
人も集まってくれたりして
信頼してくれたりもして
結局、仕事までうまくいく。
クズなのに?
いいえ
クズだから、うまくいく
のです。
…
わたしは
「パヴェ」のジュエリーが
好きなのですが
こんなふうに、小さな石が敷き詰められたデザインのことを、パヴェ、といいますが
「パヴェ」はフランス語で
「石畳」を意味するのだとか。
石畳の、地面。
そこに
触れ合いながらひしめき合う
数え切れないほどのクズ。
まるで、わたしたちのような。
みんな、クズで
みんな、輝いていて。
だから好きなのかなと
思いました。
…
という
「また買い物しちゃった♡」の
「言い訳ブログ」でした。笑
なんちゃって、
いやいや、ほんとに
自信とか、どうでもいいから
どうせ、「クズ」なんだから
どうせ、地面の
土になっちゃうんだから
それまでに
いっぱい、感じようよ。
いっぱい、失敗しようよ。
って思います。
そして、その醜さを
正直に晒して生きたら
なんかわかんないけど
人との関係性が生まれて
仕事も、プライベートも
よくわかんないけど
全部、うまくいくのです。
うまくいかないときですら
大失敗している最中ですら
どん底で、
底の土にまみれてる最中ですら
うまく生きてる
うまく感じてる
真っ最中なのです。
さ、
クズなんだから
クズらしく生きよう。
らしく生きるのが
一番、楽だし、楽しいしね。
内藤加奈子
(結局、今日も長めでした。笑。)