あなたには、
「自分彼氏」いますか?
わたしには、
います。
彼とは、死ぬ日も同じです。
なぜって、それは
「わたし自身」だから。
…
フェイスブックをやっていた
最初の頃かな
もらったコメントが意味がわからなくて
そのとき
こう、思いましたね。
「オレの女に気安く声かけるんじゃねぇよ。」
要するに
「わたし」は
「自分彼氏」の「女」なわけです。
わたしに対して
余計なことを言おうものなら、
「オレ」が
黙っちゃいないわけです。
…
わたしのブログには
コメント覧すら設けていませんが
友人たちは、
コメントを受け付けていたりして
嫌な思いをしたりすることも
あるようで。
SNSが普及して
交流する、みたいなのが
当たり前のようになったけど
自分自身と
まともに交流できてない人間が
他人にコメントして、何になる?
他人にいいね!とかして、何になる?
わたしは、
自分の世話で
精一杯。
自分との小競り合いや
自分との漫才やで
精一杯。
オレの女は
金もかかりゃ、手間もかかる。
機嫌損ねたら、
泣くやわめくや、手がつけられない。
オレが守ってやらないと
コイツは、
ダメな女なんです。
…
そんな思いで
生きてきました。
欲しいものは
借金してでも買ってやり
切なさが続けば
その環境から助け出してやり
とうとう
「わたし」と「自分彼氏」の
二人っきり。
まるで、駆け落ちするように
実の家族からも逃げるようにして。
ひとりぼっちだったけど
おもえば、
一人じゃなかった。
自分と、二人だった。
いつも、守ってくれたから。
「自分彼氏=わたし自身」
が、守ってくれたから。
お金も物も
すべてなくなっても
すべてあった。
だって、
おまえのためなら
何だってオレが用意してやるから。
オレだけは、
お前から、離れない。
死ぬまで
離れない。
…
なにも
怖くありませんでした。
だけど、
そんなことも思えないほど
疲れ果て、
無感覚になってしまった頃
「オレ」以上の「オレ」に
出会ったわけです。
…
あなたには
「自分彼氏」いますか?
命がけで
守ってやっていますか?
コイツのためなら
なんだってやってやる。
そう、契りを交わした
「自分彼氏」
まだまだ、
その男が頼りないのなら
「自分彼氏」を、
鍛えたほうがいい。
どうやって鍛えるかって?
それは、もちろん
全力で、頼るんだよ。
わがままを言い
泣きすがり
笑いたければ笑い
喜んだら、口笛を吹いたらいい。
すべての喜怒哀楽が
愛おしいんだ。
だって、
「最愛の女」
なのだから。
あなたは
あなたの
「最愛の女」
なのだから。
全力で、頼るんだよ。
甘えるんだよ。
だって、あたりまえに
応えてくれるから。
二つ返事でないのなら
なにやか条件をつけてくるのなら
まだまだ、
あなたは
「自分彼氏」とは
相思相愛じゃないのかもね。
だから、現実も
そう、なのかもね。
…
あなたの「自分彼氏」は
どのくらい「あなた」を愛してくれていますか?
甘やかすことだけでは
ありませんよ。
ときに、危険な旅にでもぴたりとついてきて
ボディガードをしてくれたり
あなたの望む場所へならどこへでも
あなたを連れ去るようにして。
どんなにあなたが
非常識な選択をしようとも
あなたが何を選ぼうとも。
有無を言わさず、寄り添うような。
…
わたしの「オレ」は
現実世界の「オレ」に
負けましたけどね。
内藤加奈子
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