外でお茶してたら、桜の花びら。上を見上げても、あたりを見回しても、桜の木はどこにもなくて。どっかから、風に乗って来てくれました。
…
メールをもらいました。
25歳の女の子です。
まだ会ったことは、ありません。
承諾を得たので、転載します。
……
内藤加奈子さん
加奈子さんにとても感謝していることがあるのです。
このメールでお伝えさせてください。
私は今、25歳です。
保育園くらいの時から、
ずっといい子でいないといけないと思っていました。
いい子じゃないと、
捨てられる。
大事な人が離れていく。
そう思い込んでいたからです。
小学生の時、私は
人を幸せにするために生まれてきたんだって
思うようになりました。
みんなが幸せな時、私は幸せ。
いい子にして、みんなを幸せにすることが私の生まれてきた意味だと。
今思うと、
安心したかったんだと思います。
他の人に褒めてもらうことで
喜んでもらえることで
ここにいてもいいんだ
一緒にいてもいいんだって。
その「安心」が欲しかったんです。
何も役に立てない時
私は不安で仕方がなかったですし、
自分をとても批難していました。
大っ嫌いでした。自分のこと。
消えてしまえと何度も思いました。
怖いことも、悲しいことも、悩みも誰にも言えず
1人で泣くことしか出来ませんでした。
22歳になったとき
やっと一人暮らしを始め、
自分と向き合うようになりました。
自分嫌いは変わらず、
不意に来る悲しみ
言葉にできない涙が溢れて仕方がないときがありました。
そのとき、加奈子さんの
https://kanakonaito.com/2015/10/31/「自信がない」とか「自分を好きになれない」と/
を読んで、涙が止まらなかったのを覚えています。
わたしは私のことを大事に思っているんだ。
大事にしたいんだ。
そう思った時、「ごめんね」「今までごめんね」と自分に言いました。
今は
一人の時間を大切にして
行きたい所に行き
やりたいことをやり
食べたい物を食べ
自分の心に従うようになってから、
前より何倍も楽しくなりました。
カメラというアイテムを手に入れ
夢中になれる時間
自分の好きに触れる時間ができました。
今も
自分勝手じゃないか
他の人はどう思っているだろうって
思考のクセがでてきます。
いつも戦っています。
でも、今は今しかないから。
色々実験中です。
このメールを書いていても涙が溢れてきます。
本当に加奈子さんの言葉に支えられてきました。
直接感謝の気持ちを伝えたいです。
お会いできる日、6月25日を、
とても楽しみにしています。
(以上)
……
ありがとうございます。
「でも、今は今しかないから」
まったく、
ほんとう、そうですね。
不自由がなければ
自由が何かもわからないし
重さがなければ
軽さが何かもわからない。
過去って、基本的に
役に立たないものだけど
もし過去を利用するなら
そうやって、使うといい。
過去を知る必要はない。
「今」ある「クセ」を知るための
データにすればいいだけ。
なんでこうなったか、なんて
掘り下げたって、仕方ない。
けど
「今」ある「クセ」を
「今」に焦点をあてるための
余白として利用するなら。
「今」のために
「今」のためだけに
すべてがあるのだから。
…
クセに反応している限り
未来は変わらない。
過去の延長線上をたどるだけ。
過去を捨てるのが難しい?
なら
クセを捨てること。
クセへの反応をやめること。
それだけで
今日や明日や未来は
簡単に変わる。
あっけないほど
簡単に。
たとえば…
彼女ならば
「自分の心に従うようになってから
前より何倍も楽しくなりました。」
自分の心に
従ってこなかった、と
わかったんですね。
従わなかったなら
従う。
従わないできたなら
従ってみる。
「逆」をやる。
動いていたところは
動かない。
一度も動かなかったことに
動いてみる。
話していたことを
話さない。
話さないでいたことを
話す。
行っていた場所には
行かない。
行ったことがない場所には
行く。
していたことを
やめてみる。
やめていたことを
はじめてみる。
そういう
「遊び」。
人生は、
「遊び」。
楽しいんですよね。
そして
失敗して、知って。
損して、
損できるだけのものを持っていたと
知って。
自分を使った、人体実験。
遊んでるだけで
人生は変わる。簡単に。
深刻になるから変わらないんだ。
真剣に、遊ぶんだ。
昨日と今日
今日と明日
別人として、生きていい。
振り幅が広いほど
人生は面白い。
…
この人のメールに
たくさんの生きる知恵が
詰まっていますよね。
ぜひ、読み返してみてください。
あなたとも
重なるところが
また見つかるかもしれません。
彼女も、
わたしの先生だな。
会う人、会う人
みんな魅力的で
教わることばかり。
会いに来てくれるみたいだから
話しかけてみよう。
いつも私の講座を撮ってくれている
カメラマンが
6月25日のイベントでは
パネリストで登壇するので
その最中は、撮影できないと
仕方ないねと、あきらめていたんです。
やってくれるかわからないけど
頼んでみたいな。
最近、
こういう偶然が
おかしいくらい多くて。
思ってるとそうなる。
親友を誘おうと思っていたら
急に目の前に現れたり
どうしてるかなと思った人が
パウダールームの隣で化粧直ししていたり。
なんか変なくらい
パズルのピースがはまってくみたいに。
いや、
今までだって
そうだったんだよな。
思ってたから、そうなってた。
喜怒哀楽の、どの種類でもね。
または、全部、たまたま。笑
どっちでもよし。
楽しければよし。笑
他の方からも
たくさんメールいただいています。
胸がいっぱいです。
胸いっぱいの思いは
このブログやイベントで
お話しします。
このブログでも
6月のイベントの
キャンセル待ちを募集するかもしれないので
そのときはまた
おしらせします。
なんかすごい日に
なりそうで。
よかったらあなたも、一緒に。その場所に。
なにか起こる気がして、
しかたないのです。
内藤加奈子
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