自分のために生きて居るのでもなければ
他人のために生きて居るのでもない。
ただ、
そこにあるのは
「生(せい)」。
生きているという事実。
ただそれだけなのです。
…
難しくかんがえるのは、やめようよ。
いっしょに、気楽に
生きて居られたらいい。
だって、
「生きてるという事実」
があるだけなのだから。
…
そしてそれは同時に
「やさしい事実」
をも与えてくれる。
「いつか死ぬという事実」。
こんなに優しい事実が
他にあるでしょうか。
…
その苦悩も
その歓喜も
その衝動も
その嘘も
その隠蔽も
その落胆も
その高揚も
必ず、終わりがある。
必ず、終わりが来る。
これだけは、
約束されている。
誰にも、必ず。
…
だったら
必死に、楽しまないか?
「必死」って
とてもいい言葉だ。
「必ず死ぬ」。
誰もが、必ず死ぬ。
それは、切なさの意味でもなく
それは、あきらめの意味でもなく
とてもあたたかな
眠りにつくような
そんな、幕引き。
それまでの、人生劇場。
誰もが、自分の舞台の
主役で。
安心してよ。
誰も見てないから。
あなたが、
他人の人生劇場ばかり見ているから
自分のも、
見られていると思うのかもしれないけど
誰も、見てないよ。
大丈夫。
みんな、自分の人生の脚本と
それを演るので、必死だから。
…
なら、
僕らは
何をしようか。
なんか、
楽しいことをしようよ。
屋根裏部屋で
ヒソヒソと話をしながら
「こんなふうになったら、すごいよね?」
って、
目をキラキラさせていた
あの日みたいに。
着せ替え人形に
ママのスカーフをかぶせて
それは、
シンデレラのドレスのように
輝いて見えたっけ。
ブロックで作ったロケットは
天井をぶち抜いて
大気圏を超えて
飛んでいったじゃない?
僕らにだけ
見えていたもの。
大人たちには
聞こえないように
ヒソヒソ、ヒソヒソ。
僕らだけの
内緒のたくらみ。
だけど
僕らは
あの頃よりも
もう、ずっと、大きくなったよね。
電車にも一人で乗れるし
パスポートさえあれば、
世界のどこへでも行ける。
仕事は忙しいけれど
むやみな不安に
膝をかかえる日もあるけれど
ちょっとの涙が
たくさんのことを思い出させる日も
あるけれど
さて、何をしようか。
さて、どうせ「必死」なのだから
何をしようか。
たぶん、一人よりも
きっと、二人のほうが
たぶん、二人よりも
きっと、三人のほうが
そんな僕らが出会って
「はじめての再会」を繰り返したら
きっと、
あれも
これも
無限に広がっていくと
思うんだよね。
内藤加奈子
・・・・・・
追伸:
この2ヶ月で、150人の人とお会いすることができました。わたしのこと、知ってくれてありがとうございます。
11月24日から26日あたり、神戸に生きます。会えたら嬉しいです。
なんか、無性に「みんなで」なにかしたくて、たまらないのです。なんだか、無性に。
…
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