それでもあなたは愛されている。

あなたの親が厳しかったのは
あなたの親があなたを否定したのは
あなたの親が口うるさかったのは
あなたの親があなたが選んだものにケチをつけたのは

あなたの親が
あなたを愛していたから。

あなたを大切で

あなたに転んで欲しくなくて
あなたに傷ついてほしくなくて。

親は、あなたを
愛していただけなのです。

あなたの身の安全を願っていた
それだけなのです。

…

あなたは、見捨てられたと
思ったかもしれないけど

存在自体を
否定されたと思い込んだかもしれないけど

それをあなたは、

ずっと悲しんだかもしれないけど
ずっと恨んだかもしれないけど。

それでも

愛されていた

だけなのです。

親を許す、というよりも
親には、感謝するよりほかにないのです。

だって

ただの

あなたの

「誤解」だったのだから。

…

あなたは愛されている。

もし親がすでに他界していても。
もし遠くに住んで会えずにいても。

内藤加奈子

…

神戸の講座やセッションでは、親に関する話題が多かったように思います。私も親への「誤解」を持って生きてきた一人です。それに気づかせてくれたのは、私が敬愛する心の専門家でした。
わたしが講座やセッションで話すことは、わたし自身へのメッセージでもあり、私もまだ旅の途中ですが、みなさんと一緒に、自分について紐解きながら、人生をさらにシンプルにクリアに、スタイリングしていきたいと思います。神戸でお会いできた皆様、ファミリーのみなさま、本当にありがとうございました。