幸せの理由。不幸の理由。

FullSizeRender 256自分が「正しい」と思っている限り

「幸せ」や
「安堵感」からは遠ざかる。

「正しい」は
「間違い」があるから存在できるもの。

自分が間違っていることを
自分で罰して

どこかにある「正しさ」への劣等感を抱えて。

どこかに「境界線」があるとすれば

「自分」か
「他人」か

という境目くらいしかないのに。

(精神的な世界では、その境目すらないのだけど。だってわたしたちは、同じ雲から降ってきた雨粒のようなものだもの。同じ土に還り、同じ川から同じ海へ流れ、また同じ雲になるだけ。)

「自分」のなかにある「中心」に

還るしかないのです。

どこかにある「正しさ」を求めても
世間が言う「善」を目指しても

そこに「あなた」の「意」がないのなら

どんなに他人から賞賛されても
どんなに物質的なものが積み上がっても

「幸せ」や「安堵感」を

感じることはないのです。

・・・・・・・・

わたし、そう、でした。

出版もして、
有名企業を何社もクライアントに持って

賃料の高い街に住んで
メディアで見るような暮らしをして

だけど、虚しかった。

それは、他人と繋がれない虚しさだと思っていたけど

それは、自分を繋がれない虚しさで。

自分に嘘をついて
だれかの「正しさ」に報いたくて

自分を捨てて、裏切って

結局、人にも裏切られて。

世の中にある一番恐ろしいものは、

自分への嘘。
自分への隠し事。
自分への裏切り。

だってそれを

外の世界に見るようになるから。

この人は、わたしに嘘をつくのではないか?
この人も、わたしに隠し事をするのではないか?
この人も、わたしを裏切るのではないか?

人は

見たいようにしか見ないし
聞きたいようにしか聞かないのです。

だからそれを

「現実」として「認識」する。

恐ろしいことです。

外の世界の誰かと
どんなにカタチとして成立しても

自分に嘘をつき
自分に隠し事をし
自分を裏切って居る限り

人生に「幸せ」も「安堵感」も

見つかるわけがないのです。

・・・・・・・・・

なぜ、自分に嘘をつくのか?
なぜ、自分に隠し事をするのか?
なぜ、自分を裏切るのか?

それは

「自分」では「いけない」
「自分」では「悪い」
「自分」は「無価値」

だと勘違いしているから。

誰かと比較したかもしれないし
誰かと比較されたかもしれないし

親から愛されなかったと
勘違いしているかもしれない。

ただ

親は間違いなく
あなたを愛している。

だけど、「親らしく」なんて
だれも、生きられない。

親なんか、やったことないんだから。

愛情が裏返って

あなたを拘束したり
あなたを否定したり
あなたを見捨てたように

あなたは、受け取ったかもしれないけど。

もとの
もとの
もとをたどれば

あなたを
大切すぎたから。

馬鹿なのです、親って。
不器用なのです、親って。
間違うのです、親って。

わたしも親ですが、
親らしく、なんて

とても難しくて、
とてもできそうにないのです。

・・・・・・・・

認めたくないかもしれないけど
あなたは、ただ、愛されていただけ。

生まれてから今日まで。
ただ、愛され続けているだけ。

もし、あなたの親が、すでに他界していても。

・・・・・・・・

あなたは、もう、嘘をつかなくていい。
あなたは、もう、隠さなくていい。
あなたは、もう、あなたを裏切らなくていい。

その必要がないと
そろそろ、わかっているでしょう?

嘘をつかないことは
何かを主張することではなく

ただ、淡々と
ただ、粛々と

「本当は・・・」というその声を

自分に問うて
自分に聞いていくこと。

隠さないからといって
誰かに見せぶらかさなくていい。

ただ、淡々と
ただ、粛々と

その道を、選べばいい。

自分を裏切るのをやめたからといって
誰かを裏切ることをするのではない。

ただ、淡々と
ただ、粛々と

迎合をやめ
ただあなたとして在るだけで、十分。

外の世界に
何かを見せても、見せなくても

あなたのなかに真実の種を確かめ
あなたのなかでそれを芽吹かせ
あなたのあなかでそれを育て

花を咲かせる。

その過程で必要なものは
すべて揃っていく。

外側の世界で
条件や物質を揃えようと

ないものをねだり
ないものを追いかけてきたかもしれないけど

だから

ないものはないもののままで
追いかけ続けなければならなかっただけ。

在る。

あなたのなかに。
あなたと共に。

在る。

すでに、在る。

・・・・・・・・

今日を楽しもう。

淡々と現れるものを
淡々と。

淡々と楽しみ
淡々と笑い
淡々と慈しみ
淡々と愛おしみ

「いま」を、淡々と。

時計の針が
一歩ずつ、進むように。

どこにも意識を飛ばさず
行かず、いま、ここで。

どこにもいかず
いま、そこで。

あなたと
あなたを、結び直して。

内藤加奈子

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