間違ったら
やり直せばいい。
それだけのこと。
やらないから
「何が自分にとっての誤りなのか?」
それがわからず
わからないから
動くことができなくなり
世間の言う「正解」を探し
それに当てはまるよう
自分を取りつくろい
取りつくろいながら
自分を裏切り
裏切りに腹を立てながら
怯え
悲しみ
怒り
怒りの矛先は
身近な他人に向かい
そいつさえ変われば
私の世界は平和になるのだと疑わず
それさえ手に入れば
私は幸せになれるのだと疑わず
ちょっと気になったこと
ちょっとやってみたかったこと
「ちょっと」の心の動きは
すでに感じ取れなくなり
そうやって
自分を見失い
自分を探す旅に出たまま
帰らぬ人を待つように
僕らは悲しみに打ちひしがれ
寂しさに震えて
迷子になってしまう。
……
間違ったら
やり直せばいい。
それだけのことだ。
ちょっと気になったこと
ちょっとやってみたかったことを。
理由なんていらないさ。
キミが、ちょっと、そう思った
それで理由は十分さ。
僕らはいつも
正解を見つけたら褒めてもらえて
「それがなぜ正解なのか?」
それを証明したら
⚪︎がたくさんもらえて
点数が良かったら
褒めてもらえたから、
正解しないとならなくて
それには理由がなければならくて
何も選べなくなってしまったんだ。
間違うことが、
怖くて。
……
何度でも言うよ。
間違ったら
やり直せばいい。
それだけのことだ。
キミが信じたように
やることなんだ。
キミが、ちょっと、そう感じた
それだけで、十分な理由なんだ。
間違ったら
やり直せばいいんだ。
この鼓動が終わる瞬間まで
いつでも
何度でも
やり直せる。
間違えば
間違うほど
キミは
キミにとって
「これじゃなかった」を知り
「ならば、これかもしれない」の匂いを
嗅ぎ取る力が増していく。
それを
「勘」
と言うんだ。
「勘」が良くなることは
「センス」が良くなることだ。
サッカー選手だって
最初からあんなシュート決められたと思うかい?
そうじゃないだろう?
上手くいかなくて
何度もトライして
だんだんと
「勘」が働いて
「センス」が磨かれて
世界の舞台に立つまで
それをやめなかった人だけが
あの場所に立っている
それだけのことだ。
そもそも
天才でもない僕らが
トライすらせず
ちょっとやったくらいで
トライし続けることをやめてしまったら?
いつか決まるかもしれないシュートを
諦めてしまったら?
……
誰かからの賞賛は
どれだけ沢山もらったところで
もっと
もっと、と
終わりがないんだ。
自分自身からの賞賛は
毎日、毎日、差し出せる。
毎日、毎日、受け取ることができる。
下手くそなシュートをやめない自分に
トライし続ける自分に
その姿に
最高の賞賛を。
間違ったら
またやればいいんだよ。
キミが
キミとして
生きるとは、
そういうことだから。
内藤加奈子
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