「親に感謝する」
そんなことできない、
という人がいます。
わたしも、
親を恨んでいました。
でも今は、
「ありがとう」のほかに言うことがありません。
なぜなら
「あるもの」を
親に返したからです。
……
親は、
あなたの行動を「制限」したかもしれません。
親は、
あなたの行動を「監視」したかもしれません。
親は、
あなたの考えを「否定」したかもしれません。
だけど、
だけど…
それらは全部
「愛」
だったのです。
危険な目に遭ってほしくないから
「制限」をしたのです。
あなたが心配で大切で
「監視」したのです。
遠くに行って欲しくなくて
「否定」したのです。
親だって
親になったのは
はじめてなのです。
あなたを産んで
はじめて親になったのです。
何人も兄弟がいても
何人もの子供を持つ親を
はじめてやっていたのです。
上手に親をやり、
上手に子供を愛するなど
できる人のほうが
少ないかもしれません。
……
制限する親に育てられた人は
自分に制限を与えます。
監視する親に育てられた人は
自分を監視します。
否定する親に育てられた人は
自分を否定します。
親のマネをして
親の愛し方をマネして
自分を愛そうと
しているからです。
あなたが
自分に自由を与えないのも
あなたが
自分ばかり見て
他人の目を気にするのも
あなたが
自分を否定して
自分を責め続けてきたのも
あなたが
あなたを
大切だからなのです。
親のやり方をマネして
自分を愛そうとしてきたのです。
だけど、
どうですか?
自分に自由を与えないことや
他人の目を気にし続けてきたことや
自分を責め続けて来たことは
そろそろ
やめたいですよね?
親に借りてきた
親なりの「愛し方」を
あなたなりの「愛し方」に
更新するタイミングが
きているのです。
それを
「自立」
といいます。
「親のマネ」だった愛し方を
「親に返す」ことで
「自分オリジナル」の愛し方を産み出し
それにのっとって
自分で自分を愛する
そういう時期が来たのです。
……
親は、他人です。
「親なり愛し方」は
「他人の愛し方」です。
あなたの「愛し方」とは
違ってあたりまえなのです。
さあ、
親に感謝しましょう。
「いままで、愛し方を貸してくれて、ありがとう」
そう感謝しながら、あなたにフィットしなくなった愛し方を、親に返すのです。
もうあなたは
自分で自分を愛する方法を
見つけたのだから。
もしくは
自分で自分を愛する方法を
編み出す旅に出たのだから。
もう、
親に返さないとね。
ありがとう、って。
……
子供の頃に言われたこと
子供の頃に言ってもらえなかったこと
そのせいで辛かったこと。
それ自体に
感謝する必要はないのです。
辛かったものは
辛かったのです。
悲しかったことは
悲しかったのです。
ただ、
それは
親の愛だった。
ふりそそがれた
親からの愛だった。
「親の愛し方」以外に
「愛し方」を知らなかったあなたは
その「愛し方」を借りて
自分を愛し続けようとしたけれど
いよいよフィットしなくなった。
だから
「いままで貸してくれて、ありがとう」
と感謝して、親に返還するのです。
実際に、
親に伝える必要はありません。
伝えてもいいけれど
他人(親)にどうアプローチするかよりも
あなたが
あなたを
これからどうやって愛していくか
そのことに
1秒でも早く着手すること。
死ぬまでのあいだに
1秒でも長く自分を愛するアプローチをすること。
そのことのほうが
ずっと大事です。
親に過去のことを訴えても
「あなたを愛していただけ。ごめんね。」
という言葉が
返ってくるだけでしょう。
あなたの親の代わりに
よければ私が言います。
わたしたちは、あなたを大切なあまり、制限し監視し、危険な目にあってほしくなくて、あなたのビジョンを否定してしまった。あなたを愛していただけなの。ごめんね。寂しい思いをさせて、孤独にさせて、ごめんね。でも今も愛しているよ。だって、あなたは、わたしの子供だから。
……
さて、
「親の愛し方」を返して
今日からは
あなたオリジナルの愛し方で。
その世界は
とても自由で
みずみずしくて
すいすいと
どこまでも泳いでいける世界です。
最初は
怖いかもしれないけど
怖いから
相変わらず親のせいにして
被害者でいつづけようと
するかもしれないけど
どっちにしても
どこまでいっても
この世には
親からの
そしてあなた自身からの
「愛」
しかないので
もう諦めて
あなたを愛してください。
誰よりも。
内藤加奈子
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そろそろはじまります。
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