子供たちへ。死ぬくらいなら学校なんか行かなくていい。

ED9FBC72-AFDF-40E6-A9BF-E613FDA23013.jpeg8月31日。

子供の頃のわたしには

「最後の日」

でした。

明日から学校がはじまる、

学校に行けば、無視され、あることないことを噂され、聞こえるように悪口を言われ、

行き場がなくて教室を出れば、あとをつけられて、追われながら悪口を言われ

今日一日、
死なないように生きることで

文字通り、

「必死」だったのを

思い出します。

……

ニュースでは

夏休みの最後と
新学期のはじまりに

子供たちの自殺が増えると
データが出ていました。

私は、

自分に、

「死ぬことを許してもよかった」

と思います。

だって、

死にたかったのですから。

そしたら、

苦しみは
終わったのでしょうから。

長い間、
人を信じられなかったのは

死ぬことを許さなかった

「自分への不信感」から

来ているのではないかとも
思えます。

しかし、

あの頃いつも

「死ぬ勇気があるなら、生きていよう」

「死ぬエネルギーがあるなら、今日だけは生きていよう」

「25歳まで生きていれば、なんとかなる」

と思っていました。

10歳の子供には
25歳は、遠い未来だっただろうけど

なぜだか、
そう思っていたのです。

実際に、27歳で会社を辞め、起業して、いろいろあったけど

44歳の今、子供も元気で、仕事もあって、おかげさまで楽しく暮らせています。

あのとき死んだら
会えなかったであろう人々に出会い

その人たちと、共に過ごし

今では、血の繋がらない姉妹とも思える友人たちが、いつでも手を差し伸べては、助けてくれます。

あのころ私は
ひとりぼっちだったけど

大人になるほど、

いわゆる「ソウルメイト」と呼べる友達が増えていきます。

死ぬことを許しても
よかったけれど

生きることを許してよかった、と

今は、思います。

……

もしキミが
死にたくてたまらないとしたら、

死ぬことも
選択肢の一つかもしれないんだけれど、

もし、

もしよかったら

もう少し
生きてみませんか?

学校になんて
行かなくていいのです。

親が、学校に行けというなら
親に、質問してみてください。

「私が(僕が)学校に行きつづけて、ある日突然、死体になって帰ってくるのがいいか?

毎日、家にひきこもっていても、

生きているのがいいか?」

そして

恥ずかしくても、

親や家族に
話してみるのはどうでしょうか。

「自分はいじめられている」と。

私も、

子供ごごろに
恥ずかしかったです。

話すことで

親に迷惑をかけたら
親が悲しんだら

と思うと、

なかなか話せませんでした。

私の親は、

「先生に言おうか?できることはある?」

と言ってくれました。

私の場合は、

「子供のケンカに、大人が出てきたらおかしいから」

などと強がって、
親には何もしてもらいませんでしたが

「知っていてくれる人がいる」

というだけで、

少し、救われました。

親に言ったときに
私の場合とは違う返答かもしれないけど

キミの期待する
答えではないかもしれないけど

少なくとも、

未来のキミは、
大人になった未来のキミは

キミが生きている今日に
感謝すると思うんだ。

未来でキミを
待っていると思うんだ。

ひとり、ではないと思うんだ。

キミには
キミという味方が
ついているから。

その味方とはずっといっしょに
生きていくんだよ。

あの頃のわたしには

「学校に行かない」

という選択肢が思い浮かばなかったので、そのまま行き続けてしまったのだけど

あの時に、

ひきこもれたら

もっと素直な女として
生きられただろうと思います。

強がってばかりで
自分を追い詰めてばかりの

偏屈な女に
なってしまいましたからね。苦笑

そんな偏屈な自分を抱えながら生きるのも、いろいろあって楽しいものです。

生きてきたからこそできた、
笑える失敗の数々があります。

その失敗を、
人に話すことで、

その人のお役に立つこともあります。

キミが想像するよりも、

大人になるって、
いいもんだよ。

……

もし、

もし、よかったら

今しばらく

生きてみませんか?

今は、あなたの世界には
学校と家しかないかもしれないけど

大人になれば、

会社も
友人も

自分が属するコミュニティも
自分で選ぶことができます。

いや、

昔とは違って
今はインターネットがあるから

ひきこもっていても

いろんな場所で
居場所を作ることができるでしょう。

なにより

傷ついたあなたは
人の痛みをわかってやれる。

素敵な大人になれる。

そんなキミには、

きっと
素敵な出会いも待っているよ。

キミがこの世に絶望しているのは、
希望があることを知っている証拠だから。

キミはやさしくて
傷つきやすくて

もう涙も出ないほど
怖い思いをしているだろうけど

そんなキミだからこそ
感じられることがあり

そんなキミだからこそ
出会える人々がいて

そんなキミだからこそ
生きられる人生があると

生きることを選んだいじめられっ子は、

思います。

学校に行かなくても
いいんだよ。

生きてさえいてくれたら
何ができなくてもいいからね。

親が困ろうと何しようと
キミは生きていいんだからね。

あなたの顔も名前も知らないけれど
心の中で、あなたを抱きしめます。

今日、生きていてくれて

ありがとう。

 

内藤加奈子より

 

【追伸】
「いじめ」などと、ひらがな3文字で表すと「いたずら」に似た軽いニュアンスがありますが、死ぬほどの辛さを与える「脅迫」でありときに「恐喝」である場合もあります。いじめられた時の対処法として「警察に通報する」と相手方に通告するのが最も効果があるという記事を見かけて、なるほどと思いました。アメリカなどでは、いじめを解決などせず、すぐに転校するなどして当事者同士を引き離すことで解決をみると聞きます。

その後の体裁などよりも、子供の命が大切。子供がひきこもったっていい。生きててくれさえすればいいじゃないですか。親にしかできないことがあります。あなたの子供が、あなたの知らないところで、苦しんでいるかもしれません。ひとこと言っておいてあげてください。「もし、学校でいじめられたりしたら、その日から行かなくていい」と。命さえあれば、生きてさえいれば、後でなんとでもなりますから。愛おしい子に、何をも期待しないことも愛であったりします。成績が悪かろうが、何ができなかろうが、どうかいつも伝えてください。「あなたを愛している。あなたが大好きだ。ただ、親をやるのは初めてだから、上手く親をできていないかもしれないけど、とにかくあなたを愛している。」すべての子が、このようなメッセージを親から受け取れたなら、いじめも無くなるのではないかと私は思い、願います。すべての悲しみは、寂しさから引き起こされますから。

【お願い】
もしよろしければ、この記事をシェアしていただけないでしょうか。私の読者は大人の女性が主なので、これを読んでいただきたいお子さん一人にでも届いたらありがたいです。子供達はFacebookじゃないだろうし、そもそもネットじゃないのかも、親初心者のわたしにはわからないのですが、小学校に呼んでいただけるならお話ししたいです。いつかの私に届いたらありがたいです。死ぬことを選んでもいい、なんて書いたけど「どうか生きていて」って叫びたいです。この世は、捨てたもんじゃないって、必ずいつか思えるから。