写真はニヤニヤしておりますが、笑(メリーゴーランドに乗っています。となりの息子よりノリノリで。)
あなたは、
そんなこと、ありませんか?
わたしは、
ずっとイライラしながら生きてきました。
今思えば、ですが
朝起きた瞬間から
「何か」に対して
「怒り」を覚えていました。
今は、それがなくなったので
過去には、あった、
のだとわかったのですが
心理を学んで
その「正体」が明らかになったときは
なんともいえない
爽快感、がありました。
その1つは
最近、
ブログでもよくお話ししている
「バーストラウマ」というものです。
子宮の中は「超快適」なのに
生まれたこの世は、まるで「地獄」
子宮の中では
呼吸すらしなくてよかったのに
この世に出て来たら
息は苦しい、
子宮より寒い、
お母さんの声は遠くなり、
お母さんはどこにいるのかわからない
苦しくて
寂しくて
不安で
生まれた瞬間に
人が泣きじゃくるのは
とても自然なこと。
この世に来て
最初の感情は「怒り」なのですから。
何と言って、
怒っているのか?といえば
「子宮に戻せ!!!!」
あまりにも
子宮が快適だったから、
それも自然なこと。
さらには、
赤ちゃんの頃は
全部、親がやってくれたのに
ある日から
「自分でやりなさい」。
全ての「不快」をわかってくれて
いつも「快」に変えてくれたのに
ある日から
「自分でやりなさい」。
それは
「自分で人生をつくる力をつけなさい」
という
「親の愛」
であったのに、
反発するように
怒りを覚えながら
「どうせ私が可愛くないんだ」
「どうぜ妹や弟のほうが・・・」
などと拗ねてみたり
親の注目を集めるために
不良な行動をしたり
引きこもってみたり。
わたしたちは、
親の愛を「誤解」して
「見捨てられたのだ」
「愛されていないのだ」と
「誤解」して
「この人の自分を見捨てるのではないか?」
「この人も自分を嫌うのではないか?」
という
「切なさ」
「悲しみ」
を「無意識」のなかに抱え
そういう「レンズ」で世界を眺め
そういう「現実」を創り続けて
「誤解」が
「事実」を生んでしまい
その「事実」を悲しんで
「悲しみ」を
「怒り」へと成長させて
前向きな言葉を使い
前向きな行動を心がけても
その奥にある原動機は
「怒り」であったり
「悲しみ」であったりして
どんなにガソリンを注ごうとも
どんなにアクセルをふかそうとも
「怒り」への標識しか見えず
「悲しみ」へのルート案内しか聞こえなくて。
もう涙も出ませんでした。私は。
・・・・・・・・
なぜ、あなたは
日常のなかで
「怒り」を覚える事象を
起こしたり
見つけたりするのか?
なぜ、
「怒り」にピントを合わせ
そこにフォーカスするのか?
それは、あなたが
「怒り」を発散したいから。
体の中に溜め込んだ、
いい子
いい人
の仮面を被らんとして
体の中に溜め込んだ、
「怒り」を排泄したいから。
そのために、
わざわざ
パワハラ上司を選んだり
わざわざ
浮気する異性を選んだり
わざわざ
動かない部下を抱えたり
わざわざ
聞き分けのない子供に仕立て上げたり
見事に、
それは見事に、
「怒らせてくれるもの」
を創りだして。
そうして、
泣きたいのです。
泣きそびれて来たから。
怒りたいのです。
怒りそびれてきたから。
もう、だいぶ古いものかもしれないけど
泣いてくださいね。
怒っていいのですよ。
それは
誰かに伝えて
誰かを変えるためではないので
1人で。
自分に「わかってもらう」
ことをするのです。
おうちの人が
言いましたね。
「自分でやりなさい」。
それは
「自立」させるための「愛」でした。
親である自分がいなくなっても
1人で生きていけるように、という愛。
「自分にわかってもらう」ことが「自立」。
誰かに訴えて
誰かにおしりを拭いてもらうのではなく
自分に知らせて
自分で動く。自分で、世界を創る。
まずは、
「自分に知らせる」ことから。
泣いていいのです。
怒っていいのです。
あなた自身に
わかってもらうために。
内藤加奈子
出典:「バーストラウマ」は「チャイルドセラピスト」より
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