人はなぜ「本当の自分」を見つけたいのか?

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わたしの個人セッションにいらっしゃる
ほとんど、

いいえ、

すべての方が

「悲しみ」

を語ってくださいます。

「悲しみ」は

「不安」に変化したり

「怒り」に進化したり

いろいろな形になって

表現されます。

・・・・・・

他人に向かって
「怒り」をぶつける人がいます。

わたしも
それをしたことがあります。

男性だったり
同僚だったり
親だったり

「怒り」をエネルギーにして生きて来た

といっても

言い過ぎではないと思います。

・・・・・・・

「怒り」は、

主に、

「わかってくれない!!」

「助けてくれない!!」

といった事象によって

表現されることが
多いように思います。

身近な人や
面識がある人にはもちろんですが

見ず知らずの他人に向かって
それを向けるケースもあります。

有名人の方を標的にしたり

そこまでして、
表現したい

「怒り」

というのは、

自分を操作しにくくなるどころか

自分を支配してしまうほどの
エネルギーがあるようです。

・・・・・・・

「怒り」

その「根源」は何なのでしょうか?

はじめてわたしたちが
怒りを覚えたのは

いつだったでしょうか。

それは、

それは、

思い出すことができない、

わたしたちが
赤ちゃんとして

「この世に生まれた瞬間」

にあるといいます。

「原初の怒り」

です。

生まれた瞬間に
多くの赤ちゃんが泣きます。

いいえ、

「泣く」というよりも
「叫び」といったほうが

相応しいようにも
思います。

「何を叫んでいたのか?」

といえば

意外かもしれませんが

「子宮に戻せ!!!!」

と訴えているのだといいます。

無理もないでしょう。

子宮のなかは、

37度くらいの
快適な温度に保たれ

その空間で、
目を閉じて、

ぷかぷかと浮いていれば

呼吸すらする必要がなく
食べる必要もなく

お腹が空くこともなければ
寒さを感じることもない。

いつも
お母さんの声が聞こえて

まさに

「天国」のような環境。

しかし、
それに対して、

生まれてきたこの世は

呼吸をするのは
はじめてのことで

苦しくてたまらず、

さっきまで
「人肌」だった温度から

急に寒々とした温度が変わり

お母さんの声は遠くなり
やがて別室へ連れて行かれ

「絶望」とともに

「誤解」するのだといいます。

「お母さんに嫌われたのではないか?」
「お母さんに見捨てられたのではないか?」
「お母さんに二度と会えないのではないか?」

言語としては
思わないかもしれませんが

「恐ろしい感覚」として

いわゆる

「無意識」
「潜在意識」

のなかに

その「誤解」が

深く、深く

埋め込まれるのだともいいます。

(いつも話が長いのですが、今日はここらへんが折り返し地点です。)

それから、わたしたちは

「メガネ」

をかけることになります。

「自分は、また、嫌われるのではないか?」
「自分は、また、見捨てられるのではないか?」
「大切な人に、二度と会えなくなるのではないか?」と

「観測」するメガネを

かけることになります。

その視界のなかで

会社の人間関係を観測し
異性を観測し
自分自身を観測することになります。

量子学的には

「観測」したそのものが
「現実」になるといわれています。

わたしたちは、そうやって

「誤解」から
「現実」を生み

「誤解」した
「自分像」を生み出し

その「誤解の自分像」に相応しい「誤解の現実」を

毎日、
毎日、

創り出しては
積み上げてきた、のだとしたら?

だから、

あなたは

「誤解」だとわかっているから、

「本当の自分」を

見つけてやりたいと思っている、

のではないでしょうか?

・・・・・・

「誤解」の「メガネ」

をかけて

生きて来たわたしたちは

その「メガネ」の存在に気がつき
その「誤解のメガネ」が

「着脱式」であることに気がつき

それを外し、
慣れ親しんだ視界を捨て、

「ありのままの視界」を

感じることができたとき

初めて、

気がつくのではないかと思います。

「すべての現実は、自分が捏造してきた幻想だったのだ」と。

その脱力と、
その安堵感。

はじめて還ってきたこの世は、

悔しいくらいに、

おだやかで、
あたたかくて、

「メガネ」の世界とは

別の世界だった、と。

・・・・・・・

「自分で創って来た」と

自負する、ことができるかどうか?

それができると

これからも

「自分で創ることができる」

という宣言をできる
ということになります。

親のせいで、
あの人のせいで、
誰かのせいで、

あなたの世界が
悲しみに満ちたもので
あり続けるならば

これからも
あなたの手の及ばないところで

あなたを苦しめる現実を
「観測」することになるでしょう。

選べるのです。

あなたは

選ぶことができるのです。

「誤解のメガネ」を捉え

そのテンプルを掴み

あなたの頭蓋骨から外し

まっさらな視界を
取り戻すことを決めた日から。

内藤加奈子

今日の写真は、うちの子が公園で「挑戦」しているところです。はじめて行うことは「ストレス」を伴いますが、そのストレスこそが「成長」を促します。わたしも、はじめての世界を見るために、自分に楽しいストレスをかけていきたいと思います。

(「原初の怒り」などの考え方は「チャイルドセラピー」が出典元です)

 

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