多数決に負ける人生。そこから自分を知る人生。

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LINE@を
配信しているのですが

この記事

「尽くす女 = 傲慢な女」

という記事をお読みくださった男性の方から

このようなメッセージをいただきました。

「僕の妻は、まさにこの「尽くす女」でした。要求が多く、ときに僕を言葉の暴力ともとれるやりかたで、責めてきました。僕は、精神的苦しくなり、体調も悪化していき、今は別居していて、離婚にむけて調停中です。

なんでも「当たり前」だと思う妻も悪いかもしれません。しかし一方で、そんな妻をなんとかしてあげたいという他人軸の僕の行動も、今となっては悪かったのかなと思えるようになりました。

この「尽くす女=傲慢な女」をを読んで、男の立場からですが、整理ができ、スッキリしました。」

(文章は個人が特定できないようアレンジしてあります)

奥様は、

たしかに、傲慢だったのかもしれません。

ですが、

奥様は

この方の性格の「一部」を表わす存在

であると考えられます。

とくに
夫婦や、親子というのは

自分のなかにある
一部を見せつけられるので

ときに、
不快に感じ合うことがあります。

たとえば、

両親が常にケンカをしていて
いつも言い争っていた

などという場合

母親も、
父親も、

子供であるあなたの

二面性を表し
葛藤を表していた

と考えられるのです。

すべての事象は自分が創り出している
(すべての現実は、自分が創り出せる)

という視座に立つなら、

その考えを採用することになります。

また、

「相手の要求に応えてやらないと」

と思うのは

「自分の要求にも応えてほしい」

という思いの表れであり、

「 要求に応える = 愛 」

という公式を

奥様と同様、

この方も、
持っていたと考えることもできます。

だとすると、

奥様も
この方も

同じく、

「傲慢」さを持っていたといえます。

奥様は、
傲慢さを表に出し

この方は、
出さずに隠していた

ということ。

自分の中にある要素を
目の前の相手が代わりに演ってくれるのです。

・・・・・・・

わたしたちは、もれなく

親に世話をしてもらった
人生の最初の2年ほどの間に

泣いたら抱っこ
泣いたらおっぱい
泣いたらオムツ
泣いたら世話をしてくれる

という、
この繰り返しによって

「やってもらえてあたりまえ」
「わかってもらえてあたりまえ」

という

「傲慢さ」を身につけます。

わたしたちは、

心の形成を始めた最初の段階で、

「傲慢」であり「怠慢」となり

「考えたくない」と、頭痛になったり
「世話してほしい」と、わざわざ怪我をしたり

「傲慢」な「潜在意識」にとって

「メリット」のある「現実」

を、創り出してきたのです。

そして、

この方も
認めていらっしゃるように

人間関係において

どちらか一方が悪い

ということは、ありません。

関係性から
摩擦が生まれるわけですから

互いのエネルギーが引き合わなければ
同じ要素が引き合わなければ

出会わないわけであり
トラブルには至らない。

しかし、

できるなら、

「被害者」

でいたほうが、楽です。

「人のせい」

にして、

「自分ではどうにもならない」
「自分ではできない」

「誰かやって」

と、

お母さんの代わりを相手に求めて

奪い合い
争い合い

そこにエネルギーを消費して

「疲れた」

「誰かやって」

「誰かわかって」と

さらに被害者でいることを選んでいたいほど、怠慢なのです。

なぜなら

子宮の中が
あまりに快適だったからです。

温度は一定、
お腹も空かない、
呼吸すら自分でする必要がない

何もする必要がない、
何もしなくても生きられる、

この上なく快適な場所だったからです。

生まれてから
こんなに経つのに

まだ、

子宮のことが

忘れられないのです。

「死にたい」と言う人がいますが
「子宮に帰りたい」と言っているわけです。

「もう自分で人生を創りたくない」

ということは、

「誰かのせいにして
誰かの力に翻弄されていたい」

ということになりますから

誰かに振り回される人生を
望んでいることになります。

顕在意識が5%
潜在意識が95% などと言われていますが

5:95 = 1:19

となります。

いってみれば、

1人と、19人の
多数決で生きているわけです。

いくら1人が

「幸せになりたい!」と奔走しても

あとの19人が

「自分で人生を創りたくはない」

と言っていたら、

常に被害者として
加害者を生む人生になるのです。

量子力学的に言えば、

観測した(望んだ)ことを
現実にしたきたわけですから。

・・・・・・・

もし、

ここに書いてあることが

この方を
責めるように読み取れたら

あなたは
あなたを
責めているといえます。

人は、読みたいように読み取るからです。

「自分でやりなさいね」と

自立を促してくれた親 = 愛してくれた親を

古い意識の中で

「世話をしなくなった親」
「わかってくれなくなった親」

として責めている可能性が高いといえます。

何度も書いていますが

愛とは、
自立を促すことです。

ちなみに、わたしも、
親を逆恨みしてきました。

親のようになりたくない、と
言ったこともあります。

今は、
親のようになりたいです。

「死にたい」とも

何度も言いましたが(苦笑)

まだ生きていて、

これからは、

自分が望む人生を
自分で創っていくことを

存分に楽しみたいと
思っています。

・・・・・・・・

最後に。

わたしは、この方に
自分を見ました。

わたしも
自分の傲慢さが原因で

離婚しました。

もし望むなら

次は、
幸せな結婚をなさると思います。

その奥さまを選び
その結婚を選び
その状況を生み出し
そして離婚するという現実を

「自分が創った」という視座に在って

生きることをお選びになるなら。

そこに「メリット」があったと

自負できるなら。

これからも、

「現実」を見ることで

自分のなかの19人が

何を望んでいるのか、が、わかります。

もし、

「加害者」を存在させるのなら

まだ怠慢でいたい
まだ傲慢でいたい

という証。

もしくは、

過去に自分がしたことが
返ってきて

自分を自分で教育するための
教材を与えられた証。

わたしたちは、

自分で、

現実を、

創ることができる。

これまでも、

そう、

これからも。

・・・・・・・・

メッセージを
誠にありがとうございました。

あなたの言葉によって

わたしや、
これをお読みくださる方の

糧となりました。

エネルギーをくださり
ありがとうございます。

あなたにはそのエネルギーが
返ってくると思います。

心より、
感謝申し上げます。

内藤加奈子

 

【追伸】ラインのメッセージにはご返信いたしませんが、また、すべてを読むことができませんが、もしあなたがご登録でしたら、「自分で創る」という宣言をお送りいただけると嬉しいです。「○○でしょうか」という問いには、あなた自身が答えることができるよう、ブログ、メルマガで知恵を共有していますが、ときおり、このようにブログで扱わせていただく可能性もございます。自身への問いが難解でしたら、個人セッションでお待ちしています。

(子供の心理については「チャイルドセラピスト」の考え方を採用しています)

 

内藤加奈子(ないとうかなこ)
1975年東京生まれ。1日生きて居るのがやっとという10代を過ごし、アパレル業界を経て起業するも失敗し、無一文となり、銀座ホステスを経て、再び起業。店舗コンサルタントとして8冊の本を執筆。小規模商店から大手企業までをクライアントに持つ。1児のシングルマザー。

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