孤独になどなれない。なぜなら。

あなたは、
あなた自身が、

無力で
ひ弱で
傷ついた
力無い存在だと

感じたことは
ありますか？

それは

間違いです。

大きな間違いです。

なぜなら、

あなたの体は

突然そこに
できたもの、ではなくて

親の、親の、親の、親の

そのまた親の

遡ることができないほど

古く、古く、さらに古くの

ご先祖さまの叡智が詰まった

世界に１つの

からだ、として

存在しています。

ですから、

あなた一人では
あなたは存在していません。

そして
わたしたちは

同じように

脈々と受け継がれたものをもって

わたしたちは

互いに

同じ時代に

生きています。

あなたの存在には

大辞典のような情報が
染み込んでいます。

わたしたちと
同じように

街行く
見知らぬ人にも

先祖から受け継いだ

大辞典のような情報が
染み込んでいます。

それは、

とてもあたたかくて
とても力強い

情報が形になったもの　＝　からだ

です。

ひとりぼっちに思えても
いかに孤独に感じても

あなたは
一人ではありません。

一人になりたくても
一人にはなれないのです。

その肉体があるということは
それをくれた大勢の人たち（先祖）がいるから。

「わたしには何もない」と思っても

その体を貰ったでは
ありませんか？

今日のあなたの仕事は
いかにつまらないものだった
かもしれないけど

今日のあなたの１日は
いかに何もなかった
かもしれないけど

いかに、
あなたの存在自体が

そこにあるだけで
ドラマティックなものであるか。

あなたは笑うことができ
あなたは泣くことができ
あなたは喜ぶことができる。

怒ることも、叫ぶことも。

感じることも、感謝することも。

できる。

世界にいる自分が

つまらない「点」のように思えたら

思い出してください。

あなたは一人ではない。

あなたの体がその証明。

あなたが自分に「知恵がない」と感じたら

思い出してください。

あなたの体は
大辞典が何冊だなんて量におさまらない

情報を持っています。

体は知っています。

あなたはとても賢い。

あなたの体はとても賢い。

内藤加奈子

追伸：
「体が動く」というのは、何かに向かうときの１つの目安ですが、それが「不足」や「恐れ」を種にしているのだとしたら、それらを育てることになります。何かに迷ったとき、その「種」はどんな色か？どんな温度か？を点検してみてください。冷たさを感じるのならば、それは撒かなくてもよい種かもしれません。その種に温かさを感じるのでしたら、信じて動いてみましょう。その先で、もし何か感じることがありましたら、そこでまた点検します。その繰り返しです。「行けばわかるさ。」的な。笑。笑って行こう。