感情が湧いてきて冷静になれないときは?【美問美答】

img_60708:38 近所のカフェからあなたに書いています。

シャワーしたばっかりなので髪の毛は濡れたままで日焼け止めを塗って、青いシャンブレーのシャツと、グレーのコットンリブのタイトスカートに、グレーのサンダルです。

今日は質問にお答えします。

「いつも発信楽しみにしてます♪ 自分軸について何年も勉強していますが、いまいち習得出来ていません。大切に思う人と意見が食い違うと悲しいし、コントロールしたいという欲求が生まれます。どうでもいい他人であれば「あなたはそうゆう価値観なのね」で済みますが、大切に思う人ほど色々な感情が湧いて来て冷静になれません。 自分軸がしっかりとしてれば、関係性が近い人でも冷静に対処出来るのでしょうか?」

というご質問にお答えします。

・自分軸について勉強しています
→勉強するのは良いことですが、他人から教わるのはほどほどにして「自分を観察する」ことの分量を増やすことも大切です。自分の中にしか見つからないので。

・意見が食い違うと悲しい
→「わかってほしい」という気持ちが強いのかもしれません。お母さん(もしくは代わりの方)が、徹底的に「わかって」タイムリーに世話をし続けてくれた乳幼児期があったために「わかってもらえないと不快」「食い違うと不快」という現象に行き当たります。

・コントロールしたいという欲求が生まれます。
→お母さんをコントロールできていた乳幼児期があったものと思われます。泣いて、呼んで、抱っこしてもらったり、転んで、被害的な状況になって構ってもらえた、という繰り返しが「コントロールできる」という思考を生み、それが叶わないと「コントロールできない=不快」」であると感じます。

わかってもらえると快適になる
他人はコントロールできる

という「幼い心」を修正していくと、

わかってもらうことではなく

自分で快適にするから快適になる

のだということが身につきます。

家族であっても
いくら親しい人であっても

考えが違うのは自然なことですね

もしあなたの親しい方から

「自分と同じ考えをしてくれないと悲しい」と言われたら

どう感じますか?

考えが違うというのは

「対立」ではなく

「個」であるというだけのことです。

「わかってほしい」
「コントロールしたい」

という気持ちが出てきたら

「ああ、お母さんがわかってくれて世話をしまくってくれてたんだな」

と思ってくださいね。

そして

「コントロールしていた」

という罪悪感が心に溜まっていて

その罪悪感があなたの足を引っ張りますので

「おかあさん、ごめんなさい」と

心の中で、謝っていきます。

「なんで謝るの?」という人ほど

罪悪感が溜まっています。

「ごめんなさい」が積み重なっていくと

罪悪感が薄くなっていって
あなたの心が晴れていって

「わかってくれない」という現実がみつからなくなります。

世界には愛しか見つからないようにできています。

内藤加奈子

(チャイルドセラピーを元に考えています。「加奈子さんがよく話している「お母さん」の話、私には当てはまらないと思っていました」という方も、当てはまっていない方がいません。面白いほど、こどもの心は土台に存在しています)

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