
あなたには、
「憧れの人」はいますか?
わたしには
もう2度と会えない「憧れの人」がいます。
少しも派手さもなく
同じ赤い口紅をつけて
洋服にお金をかけることもなく
趣味を見つけてはそれに熱中して
コツコツと働き続け
子どもを育て上げて、
病気が見つかってからは
あっという間に死んでしまった
わたしの「母」です。
ひどい娘でした。
高校生の頃、
反抗期だったのでしょう
「お母さんみたいになりたくない」
と口走ってしまったことがありました。
毎日同じ仕事をして
毎日同じように終わっていく。
そんな人生は嫌だ。と。
しかし、
子どものわたしにもわかりました。
言ってはいけないことを
言ってしまった・・・。
でも、その言葉を
口の中に戻すことはできない。
母は黙っていました。
短大を出て就職したわたしは、
数年経って会社を辞め
「起業する」なんて言って
何やら始めるのですが、
それにはあっさりと失敗し
銀座でホステス。
アップダウン。
ジェットコースターのような
お化け屋敷のような
繰り返される
高揚感や絶望感。
再び起業。
ビジネス誌にも特集
本を次々と出版
結婚、出産、離婚。
「お母さんのようにならない」
というのは、
叶ってしまっていたかもしれません。
ですが、
子どもを育てるようになって
気がつきました。
「淡々とした毎日を繰り返す力」
これが、
命を育むのに最も大切な力なのだと、気がついたのです。
「本能の力」。
淡々と食べさせ
淡々と働き
淡々とコンディションを整えて
淡々と生きる。
そして、
こう思うようになりました。
「母のようになりたい。母のように生きたい」
それに気がついた頃には、
母には余命宣告。
憧れの人は、逝ってしまいました。
生きていたとしても、
絶対に追いつけない。
3人の子どもを育て上げ
自分で食える状態に自立させ
夫とはまるで
唯一無二の相棒のように過ごし
この世を卒業していった。
絶対に追いつけない、
絶対に追い越せない、憧れの人。
毎日、先祖の名前を呼んでから眠るのですが
(寝落ちしてしまうことも多いですが)
全ての先祖が、
淡々とバトンを受け渡し続けたから
今、私たちがいて、生きることができている。
生まれることができて、生きている。
憧れの人たちから
受け継いだ体を、今日も使いながら生きている。
あなたの憧れの人は
どんな人ですか?
内藤加奈子

内藤加奈子(ないとうかなこ)
起業して22年。ビジネス書著者。店舗コンサルタント。ヴィジュアルマーチャンダイザー。占い師。
国語、英語、理科が100点、数学、社会が30点、理系にも文系にもなれない&興味のないことに脳ミソを使えない不器用人間。死なないように1日を生きるのがやっとだった、友達0人の子ども時代から脱する「生き残り戦略」として培った「人づきあい力」を発揮し、大手アパレルで売上ナンバーワンを達成。いい気になって脱サラ→起業するもあっさり失敗し無一文。飯を食うために銀座でホステスになり「一生涯銀座に勤めるのもいいかな」と思っていた頃、アパレル時代の知人が紹介してくれたブランドの仕事をいただいてコンサルタント業を始める。その後(ここに書くと長いので省略)色々とミラクルが起きて下の本を8冊書くことになる「運だけ人間」でもある。10歳のあの日の自分に伝えたい。よく生きてくれた。そのおかげで今は、日産、味の素、アディダス・・・などの大手企業から声がかかるコンサルタントになっている。結婚して離婚もしたが子どもも元気だ。幼い私よ、よく生きてくれた。「死ぬ勇気があるなら今日1日だけ生きよう」と頑張った10歳、11歳、12歳のあなたに報いたい。生きてるだけで可能性!今日も生きよう!!的なメッセージを発しているのがこのブログです。そして突然ですが、占い師にもなりました。メルマガもLINE公式でもいろいろ言ってるのでぜひどうぞ ↓
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