About

こんにちは。内藤加奈子です。

VMD(視覚的な販売計画・ヴィジュアルマーチャンダイジング)と、顧客を増やすための接客技術で、商店街からショッピングモールまで全国3200店舗の売上アップをお手伝いしています。

著書に
「売れるスタッフになる!」フォレスト出版
「ショップスタッフのお悩み解決プロジェクト」商業界
「ダメ販売員だった私がNo.1スタッフになれたちょっとした習慣」総合法令出版
「売れる販売員とダメ販売員の習慣」明日香出版
「接客の秘密」日本実業出版
「売り場づくり40の法則」日本実業出版

「絶対に売上を伸ばす人の販売のワザ」明日香出版
があります。

Vert (ヴェール)代表。
(株)オンワード樫山グループに入社後、メンズブランド事業部にて店舗専属ヴィジュアルマーチャンダイザー(VMD)として従事、某百貨店メンズスーツのフロアでセールススタッフとして№1の売り上げを収める。在籍7年間で3ブランド全国120店舗を統括。2002年に独立し、VMDのノウハウと接客技術の教育で顧客をサポートする事務所として『Vert(ヴェール)』を設立。フリーのVMDコンサルタント・講師となる。
販売スタッフの育成やセミナー、店舗構築を手掛けた店舗は、全国3200件に及ぶ。

現在は「ヴィジュアルマーチャンダイジング」、「経験価値マーケティング」、そして独自の販売技術をひとつにした新しいマーケティング手法で、「人」のイメージアップから企業全体の業績アップまで幅広く扱う。

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・・・・・・以上が、一般的な資料などに使っているいわば「表の」プロフィールです。
もう少し詳しい「裏の」プロフィールは、以下の通りです。

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1975年7月8日 東京都板橋区生まれ。
かに座、A型、左投げ・左打ち(ソフトボールのポジションは2番ファーストのバント職人)。剣道2段。

1985年 10歳
「一日をやっと生きている」
双子の兄の下で三男のように活発に育ったが、小学4年、10歳のときの転校を機に、いわゆる”いじめ”に遭い、毎日、今日一日を生きているのがやっとという精神状況で我ながら壮絶な10代前半を過ごす。その頃は毎日このようなことを思っていた。
「目が見える、話せる、歩ける、それは普通ではないありがたいこと」
「ないものではなくあるものを数える」
「私の人生において今日一日は点みたいなもの、私など宇宙から見たら点にもならない。だから私の辛さは大したことではない」

1990年 13歳
「感情にふたをする」
辛さを感じないよう自分の一切の感情にふたをしながら、いじめの対象にならないよう空気を読み、徐々にキャラクターを変え、必死の中学時代を過ごす。結果、卒業時には非常に明るく、笑いもとれる、生徒総会で司会をするような目立つタイプの生徒になることができたが、本人は小学生の頃と変わらず、心の平静を得られないまま、自分の腹の底の感情を見たことがないまま、引き続き怯えながら高校・短大に進学したためか、その時期の記憶として安心して思い出せることが少ない十代を終える。

1995年 20歳 就職
「少しずつ人生が動き始める」
就職してからも、他人から見ると明るく、面白く、人づきあいに苦労したことがないような見られ方を続けることができたが、心底人に気を許したことがない、人の顔色を見て怯える、幸せを実感することを避けるなど、子供のころの経験からきているであろう心のくせを手放せないままに過ごす。
そんな中、仕事で結果を出すことと、それによって先輩や仲間に喜んでもらえることに喜びを覚え、仕事に集中しはじめる。就職して最初に配属された、渋谷西武B館5階の紳士スーツ平場で私を教育をしてくださった店長のSさんには、感謝してもしきれない。
店舗スタッフからVMD職へ導いていただき、同社に7年在籍する。

2002年 27歳 起業
「でも、はじめからうまくいくわけがない」
退職後、個人向けのスタイリストサービスをしようと起業するが全く集客できず挫折。無収入で生活が立ち行かない日々を過ごす。この頃、銀座の文壇バーの(今の”クラブ”の基であり、明るい喫茶店のような内装が特徴、先代の時代には「らどんなの女性を嫁にもらえ」というくらい教育が厳しかったという)名門店「らどんな」に出会い、接客について、人づきあいについて立ち返り、再び学ぶ機会を得る。並行して、自宅近くのセレクトショップでアルバイトをし、VMDと接客をもう一度実践・研究しなおす日々を送る。
しかし相変わらず本業は立ち行かないという中で、知人からの紹介である会社さまのVMD指導の仕事を得て、そこからVMDコンサルタントとしての仕事に移行し始める。

2004年 29歳 変化
「VMD+接客の両輪が回り始める」
お取引先に恵まれはじめ、VMD改善・教育のお手伝いをする中で、同じく改善しても売り上げに反映されにくいお店と、すぐに売り上げが上がるお店があり、自身のVMD手法を疑い、苦悩する日々が続く。しかし、それらのお店の接客を観察していると「顧客化できている=売り上げに反映されやすい」という共通点があることを知り、VMDだけでなく顧客化するための接客指導もお手伝いするようになる。

2007年 31歳 出版
「鳥肌が立つ出会い」
池袋東武にあるクライアント様の店舗でVMD改善をしていて、スタッフさんが離れたストックに行っている間に、ご来店されたお客さまを接客した、その方が出版社の編集長、しかも私の人生を変えた、独立起業をするきっかけとなった本を手がけた方だとわかり、鳥肌をたて大量の汗をかきながら「本を出したいんです」と即、名刺を差し出す。これが「売れるスタッフになる!」という本を作ってくださったフォレスト出版のNさんとの出会いとなる。本を出すことは、2002年から紙に書いて毎朝毎晩見てアファーメーションをしていたので、それが現実となり、また鳥肌がたつ。

2012年 36歳 出産
「想像をはるかに超えた子育て」
昼夜なく、2時間おきに授乳、ほとんど寝る間もない毎日。食べたいときに食べること、眠たくなったときに寝ることができた出産前とは、まったく正反対の日々。産後うつ、と言われてもおかしくなかったような、気が狂いそうな毎日のなかで、気合で本を3冊書く。どの本にも、その気合が乗り移っている。
・・・・・・そして
今日のように売り上げを上げるためのVMDと、顧客さまを大切に扱う接客に熱心に取り組む会社さまと、目の前の課題に共に取り組む役割を得るに至る。

人が感じる難しさや苦しさが、少しでも楽になる、心が軽くなる、楽しんで仕事ができる、結果が出る、そのためのお手伝いをすることが、わたしの使命となっている。