「サラリーマンはつまらない」
みたいな考えから
起業したがる人が多いように感じます。
起業して15年の私からすると
そういう人は起業しても
「幸福度」は上がらないように思います。
強烈な反骨精神、などがあれば
そこそこのところまでは
「反抗のパワー」に動かされて行くことができますが
そもそものスタートが
「つまらない」を埋めるための
「楽しそうなこと」を探しているだけなので
その世界には相変わらず
「つまらない」が存在して
どんなに環境を変えても
どんなに人間関係を変えても
「つまらない」
にフォーカスするレンズを
手放すことはなく
相変わらず「つまならない」を見つける人生を生きることになるのです。
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「自由になりたい」
も、同じです。
「不自由」にフォーカスするレンズを持ったまま、生きることになります。
「不自由」
というのは
「何かに捉われている状態」
であり
自分が「何か」を利用して
自分で自分を捉えて拘束している状態
であると認めない限り
自らがその手で現実を選び
自らがハンドリングしていることを認めない限り
「自由」
な感覚など、
味わえるはずもないのです。
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今いる環境
今ある条件
それが「つまらない」のなら
「最大限、おもしろくやってみる研究」
をすることからではないでしょうか。
今いる環境
今ある条件
それが「不自由」だと感じるのなら
「最大限、自由にやれる部分に集中する研究」
をすることからではないでしょうか。
そういう
「自発的」なパワーがないのなら
起業したって、
うまくいくわけがないのです。
組織にいれば
「指示待ち人間」であっても
給料は毎月同じ日に
同じ額、振り込まれるけど
自分で商売をするようになれば
待っていたら何も起こらないどころか
銀行の残高は
順調に減っていくのです。
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スピリチャルブームで
「気分よくしていれば上手くいく」
みたいなのがありますが
確かに
「気分がいい状態」
「コンディションが良い状態」
をつくるために
「自分と自分」の関係を良くしていくこと
「自分との戦争」を終わりにすること、は
『人生の最重要課題』であると思います。
けど、
行きたい場所があるなら
起きて
着替えて
靴を履く必要があるように
最低限の「動き」は必要なのです。
そういう
「自発的な動き」をまったくしないのなら
「引き寄せ」の「きっかけ」すら
「未来」への「種まき」すら
できていないのと同じなのです。
何も起こるわけがないのです。
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「つまらない」
「不自由だ」
なんて感じること自体が
とてつもなく「傲慢」なのです。
まるで、赤ちゃんなのです。
赤ちゃんのころは
泣けばまわりの人が動いてくれて
全てが整ったけど
そこで身につけた「傲慢さ」を
そのまま捨てられず
こんなに悩んでるのに!
こんなに疲れてるのに!
こんなに泣いてるのに!
って、いつも誰かのせいにして。
「精神的な自立」ができていないから
「不満」を抱えるのです。
「被害者」になっていれば楽だからね。
悩んで困って
文句言っていればいいから。
被害を被っている方が
楽なのです。
加害者をそこに存在させて
それに反応して泣いてりゃ済むし。
自己正当化も叶うしね。
だけど、そんなの
死んでるのと同じじゃない?
だけど、だけど
それ
楽だけど、
楽しいですか?
・・・・・・・・・
そろそろ
「自立」しませんか。
組織や会社に文句言ってるのは
親に文句言って
反抗期やってる中学生と同じ。
守られた環境にいて
自分の権利ばかりを主張して。
誰かがこうしてくれたら
お金がこのくらいあれば
いつも、
自分以外の誰かや何かに期待して
自分には期待しない。
そんなんで
自信なんて、持てるわけがないじゃない?
面白く生きたいなら
楽しく生きたいなら
「自立」して
「自発的」なパワーを出すこと。
起業しろって話ではなく
今いる場所で
今ある条件で
最大限、自分から動いて面白くすること。
最大限、自分から動いて自由度をあげること。
誰かに求めるより先に
自分に求めていくこと。
そうやって「自発的な電力」を生み出せる体質になれば
会社にいても
自分で商売しても
どっちだって、楽しく生きていけるものです。
内藤加奈子
追伸:
わたしも「つまらない」から起業して失敗した人間です。失敗して無一文になって銀座でホステスになって、また元の業界にもどって起業してコンサルタントになって、形のうえではお金も稼げたし上手くいったけど、それでも「精神的な自立」に気がついて、それを求めて、真の意味で「自由」になったのは、厳密に、正直にいえば、つい最近のことです。
起業って言ったって、結局お客さんからお金もらって生きてるわけだし、なにやってても「どう生きるか」でしかないとも思います。
面白そうに生きている人も、商売がうまくいっていそうに見える人も、まだ赤ちゃんか中学生の傲慢や反抗のパワーでやっているだけかもしれないし、外から見たらわからないのよね。その人が、真の意味で楽しくて自由かどうかは。あなたは、どうですか?
追伸2:自分で自分のファッションやヘアメイクを創って、自らを生きることを自発的に楽しむ「自分スタイルを生きる」ファッションアカデミー6ヶ月コースも、お席がかなり埋まってきています。自分に自信がないとか、自分はブスだとか自虐的な文句言ってるより、自分から自分を楽しんでいったら、何はなくても人生は自由だったと気がついて、脱力して笑えると思います。単純に、変身するのって楽しいしね。
今日の写真は、雨で外出できない日に、犬と息子と遊んでるとこ。
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